まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

積立投資を始めた2018年以降の下落相場で思うこと

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私は2018年の6月から米国株式に投資するVTIへの積立投資を開始しました。

その間に大きな下落局面が2回もありましたが、現在ではVTIの株価は最高値を更新している状況です。

 

積立投資の実態が分かるように私が投資を開始した2018年6月以降のVTIの株価と評価額の推移を解説します。

そして2回あった暴落局面でどういう行動が取れれば良かったのかも赤ペン先生的に見返したいと思います。

■2018年6月以降のVTIの株価

VTIというのは米国の株式3755社に投資するETFで、パフォーマンスとしてはS&P500と似通った動きをします。

 

VTIの2018年6月以降の価格の推移を1ドル=100円としてチャートで表示します。

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VTIの価格の推移

赤丸で囲ったように投資を開始したすぐ後の2018年12月とコロナショックが起きた2020年3月に大きな下落がありました。

特に2回目のコロナショックの際は最高値から40%近くも下落しました(上記チャートは月末の終値を使っているためそこまで下落していません)。

 

このような相場のなか毎月10万円ずつVTIに積立投資をした場合、評価額がどのように推移していったのかを確認してみます(私は実際にはVTI意外にも投資しているので、あくまで仮定の設定です)。

 

まずは2018年12月時点の積立額と評価額、損益をみてみます。

  積立金額 評価額 損益
2018年12月 700,000 631,589 -68,411

積立投資をはじめて7ヶ月でまだ積み立てた金額が70万円しかないので、2018年12月の暴落時でも−6.8万円と大した含み損にしかなっていません。

 

続いてはコロナショック前の評価益が最高となった2019年12月時点の積立額と評価額、損益をみてみます。

 

  積立金額 評価額 損益
2019年12月 1,900,000 2,123,040 223,040

かなりイケイケ状態ですね。積立金額は190万円で利益が22万円なので積立金額に対して10%以上の利益が出ています。

このころは利益が出ているので投資なんて簡単だなぁと思っていました。

 

そして、その後2020年3月のコロナショックを迎えます。その時の積立額と評価額、損益をみてみます。

  積立金額 評価額 損益
2020年3月 2,200,000 1,937,186 -262,814

2019年12月のプラス22万円から一転して、-26万円まで含み損が拡大しました。

これは月末時点の数字なので、もっとも下落した時には−51万円の含み損となっていました。

積立金額からすると25%も含み損となっています。

 

最後は最高値をちらほら更新中の現在の積立額と評価額、損益をみてみます。

 

  積立金額 評価額 損益
2021年5月 3,600,000 4,926,783 1,326,783

136万円の含み益で積立金額に対しては37%近くの利益となっています。イケイケです。

■2018年6月以降の相場から学ぶこと

私が積立投資を行った2018年6月以降の相場と評価損益のアップダウンから学んだことをまとめます。

  1. 積立投資を継続できて良かった
  2. 暴落時に追加で投資できればさらに成績はUPしていた
  3. 2018年6月に一括投資していれば良かった説も

順番に解説します。

積立投資を継続できて良かった

積立投資を開始した段階から2度の暴落局面と最高値を更新しつつある現状の評価損益を掲載しましたが、投資期間中結構アップダウンがあったのが分かるかと思います。

 

今は自動的に積立投資ができる証券会社が多いので、実際は評価損益は気にする必要がありませんが、投資を始めたばかりだとどうしても気になってしまいます。

 

本当に投資を始めた頃は、毎日証券口座にログインしては評価損益状況をチェックしていました。

 

あまり気にしすぎると、コロナショックで最大25%の含み損が発生した時なんかはもしかしたら投資をやめてしまった可能性もあったかと思います。

 

長い目で見れば株価は右肩上がりの傾向があるため、相場のアップダウンを気にせず淡々と積立投資をするのが良かったと思います。

暴落時に追加で投資できればさらに成績はUPしていた

2つ目は暴落時での行動です。

暴落時に積立投資を継続できれば○ですが、さらに勇気を振り絞って追加で投資をすることができれば◎でした。

 

ただ含み損が増えていく中で、さらに世の中のニュースでリーマンショック級に下落するとか、著名な投資家が〇〇億の損失とか流れていると、追加で購入するというのはなかなか難しいですね。

2018年6月に一括投資していれば良かった説

最後はもし投資を開始した時点で今の金額を一括投資していればという仮の話です。

2021年5月時点の投資金額が360万円なので、これと同じ金額を2018年6月に投資したと仮定した場合の投資金額、評価額・損益を掲載します。 

  積立金額 評価額 損益
2021年5月 3,600,000 5,532,408 1,932,408

もう一度チャートをみてみましょう。 積立投資よりも良い成績です。

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VTIの価格の推移

投資を始めた時に一括投資をするので投資タイミングは2018年6月時点です。

積立投資の場合は上記チャートのように右肩上がりが前提だと、積立投資による平均の買い価格も右肩上がりに上がっていき、一括投資に比べて利益が小さくなる傾向があります。

 

もし私に神の声が聞こえるなら、2018年12月の下落した段階で「今じゃ、今有り金、全プッシュじゃ!」と聞こえてきたかもしれません。

 

でも一括投資って怖いですよね。

 

まぁここで書いたのはタラレバの話ですが、私は一括投資でビクビクよりはコツコツ積立投資で投資を行い、まぁまぁの利益がもらえれば十分です。

■まとめ 

私が積立投資を行った仮定の成績を元に積立投資でどのように評価損益がアップダウンするのかを解説しました。

 

一番よくないのは、毎日ニュースや相場をチェックし、暴落が起きた時に怖くなったり、または欲が出たりして積み立てた資産を売却してしまうことです。

そうなると結局残ったのは損失だけ、という結果になってしまいます。

 

良い方法は一度積立投資の設定をしたら、投資をしたことを忘れることです。

そうすれば相場のアップダウンに合わせて一喜一憂することもなくなり、数年後には利益になっている可能性が高くなります。

 

このように積立投資においては「何もしない」というのも一つの選択肢だと思います。

FXのトラリピで損失になった件を振り返る。失敗談

今回の記事では私が昔運用していて大きな損失となった「トラリピ」について、何があったのか冷静になった今振り返ってみたいと思います。

■トラリピとは

FXが各国の通貨のやりとりであるため、基本的に先進国通貨同士であればある一定の幅で上下を繰り返すという特徴があります。

例えば私たちに馴染みの深いドル円のチャートだと以下のような感じです。

チャートの期間は2000年6月〜2021年5月です。

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ドル円チャート

チャートは覗いてみると分かるように細かいアップダウンを繰り返しながら、右肩上がりになったり右肩下がりになったり大きな波のように動きます。

 

このチャートの動き方を見て、

「投資なんてちょっと利益が出たら利益を確定し、下がれば買い直し、また利益が出たらすぐに売ってを繰り返せば簡単に利益が出るんじゃないか?」

と思ったことはありませんか?

 

その考えを自動化したのがトラリピです。

トラリピはマネースクエアが開発したシステムですが、他のFX会社も似たようなシステムを色々と提供しているので、今では人気のあるサービスです。

 

私も2018年ぐらいから一攫千金を狙って虜になりました。

 

トラリピというのは、まず自分で相場がどれぐらいの幅で動くかを予想します。

例えば下図の赤線のような感じです。

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トラリピのイメージ1

次に売買を繰り返す幅(トラップ幅)を決めます。

次の図の点線がトラップ幅です。

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トラリピのイメージ2

この2つの設定をするだけでトラリピが自動的に運用をはじめ、トラップ幅分相場が動くとその分利益が100円とか入ってきます。

 

運用上やることはこれ以上なく、非常に簡単です。

 

寝ている間も勝手に相場は動くので、起きてからスマホをチェックすると10回利益になりました的なメールが入っていることもありました。

 

 

これはインデックスの積立投資というなにもすることがなく、かつ利益も数年先にならないと出ないというつまらないものとは打って変わって、トラリピは毎月の利益が明確にでるので運用していて楽しいという感覚がありました。

 

コツコツと稼げる良いシステムで、「使い方次第では年利10%も楽勝じゃね?」と思いながら運用していました。

■トラリピで失敗した理由

ところがそんなに甘い話はありません。

 

トラリピはいかに相場がどの範囲で動くかを予想し、効率よく稼ぐかという投資手法です。

相場の動きが想定から外れてしまったり、レバレッジが高くなり過ぎれば、大きな損失になります。

 

例えば先程のドル円チャートの例では、レンジを大きく取りましたが、実際にあれぐらいの大きなレンジだとレバレッジが高くなったり、利益がすごーく少なくなったりします。

 

なので実際は次の図の緑線のようにレンジを狭くして、効率よく稼ぐことを考えます。

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トラリピの設定例

このレンジで相場が動いているうちは良いのですが、このレンジから外れると大きな損失になる可能性が高くなります。

例えばこの緑のレンジは2016年以降の5年ぐらいのチャートの値動きから決めていますが、この緑のレンジを外れない保証は当然ありません。

 

しかし、私の場合は実際に運用していると月間の利益率に目が眩み、冷静な判断ができなくなりました。

 

自分では管理できているつもりでもハイリスク・ハイリターンの投資になっていたということです。

 

実際の損益としては運用を始めて3ヶ月ぐらいは順調でした。

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トラリピの損益1

棒グラフが利益を確定した分で折れ線グラフが損失ポジションの含み損を考慮した評価益です。

この時点でトラリピを全て辞めれば6万円ぐらいの利益になったということです。

 

この後含み損は拡大します。

トラリピを運用して1年後の成績です。

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トラリピの損益2

はじめは毎月ちゃりんちゃりんと小金が入ってくるのは心地よかったものの、この頃には利益は良いから、せめてプラスマイナス0にしてくれと祈るような思いでした。

 

トラリピで損失になった理由は、相場を読むことができないのにFXで利益を上げることができると勘違いした点と、レバレッジを大きくしすぎたことです。

 

トラリピは相場を予測する必要がないとも言われたりしますが、安定的に株式投資を上回る利益を得るには、相場を読んで効率の良い設定にしないと難しいと私は思います。

■資産運用が苦痛に

トラリピで運用している時思っていたことは、

【利益が出ている時】

  • もっと利益が増えないか?
  • レバレッジをもっと高くできないか?

【損失が出ている時】

  • いくらまで損失が膨らむのか?
  • 相場は自分の思った方向に行かないのか?
  • 仕事中もチャートが気になる
  • 仕事が手に付かない

というように私の場合は利益が出ていても、損失になっても仕事に集中できず、ストレスを抱えるようになりました。

 

気がつけば私にとってトラリピの資産運用が苦痛になっていました。

 

インデックスの積立投資のように損失をチャンスとして受け入れるような悠長に構えることはできませんでした。

■まとめ

過去に犯したトラリピの損失体験についてまとめました。

あくまで私の体験ですので、反面教師として見ていただければと思います。

海外のETFに投資するデメリット

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前回は海外ETFに投資するメリットを解説しましたが、今回は海外ETFに投資するデメリットについて解説したいと思います。

■海外ETFに投資するデメリット

私が考える海外ETFに投資するデメリットは以下の3点です。

  1. 分配金に2重課税される
  2. 為替リスクを受ける
  3. 売買手数料とドル変換手数料と手間がかかる

分配金に2重課税される

海外ETFに投資する際の大きなデメリットは、ETFからもらえる分配金に二重課税されるというものです。

 

「二重課税ってなんだ?」って疑問に思いますよね。

 

二重課税というのは、米国のETFに投資した場合、米国の税金(約10%)と日本の税金(約20%)がダブルでかかり、合計で30%近い税金がかかるというものです。

 

投資信託のように分配金をもらわずに再投資すればいいんじゃないか?」と思う人もいるかと思いますが、ETFに投資した場合は分配金を必ず受け取る必要があり、分配金を受け取る度に必ず税金を払う必要があります

 

これが海外ETFに投資する際におこる2重課税問題です。

ただ2重課税で支払った税金のうち、米国課税分については確定申告すればある程度戻ってきます。

私は2重課税問題があるので毎年確定申告していますが、確定申告をしたことがない方にとってはめんどくさいことこの上ないですね。

 

私もできれば確定申告はしたくありません。

 

ちなみに私が試算したところ、海外ETFの経費率の安さとこの2重課税問題を考えると、海外ETF投資信託の成績は大体同じになります。 

為替リスクを受ける

続いては海外ETFは為替リスクをもろに受けるという点です。

私が投資している海外ETFは全てドルで投資をするため、ETFの価格の上下に加えてドルの価格の変動の影響も受けます。

 

例えば10万ドルの資産(1ドル100円なら1000万円)があるとしてドル円レートが100円→90円に円高が進んだ場合は、

・10万ドル×(−10円)=−100万円

の損失になります。

為替の変動だけで10%も資産価値が変わってしまうということです。

 

円高に進んだ場合はマイナスになりますが、海外ETFに投資するメリットの記事で書いた通り今後は緩やかに円安方向に進んで行くと予想しているので、ドルで保有することがプラスになる可能性があります。

 

日本の株式や債券に投資する投資信託であれば為替リスクはありませんが、海外に投資する投資信託は海外ETFと同じように為替リスクは受けます。

売買手数料とドル変換手数料と手間がかかる

売買手数料

最近はつみたてNisa制度の普及により、売買手数料が無料である投資信託が多くなりました。

その一方で海外ETFを買う場合には、私が使っているSBI証券だと売買手数料が買い付け金額の0.45%かかってしまいます。

 

例えば10万円分の海外ETFを買う場合には、450円分が手数料としてかかります。

そんなに大きな金額ではありませんが、投資信託が無料だとすると勿体無いですね。

 

数年前までは海外ETFや株式を購入するのに1回の取引で最低でも5ドルかかっていたので、少額で取引する場合は無駄な手数料を払っていました。

 

今は最低取引金額が撤廃されたので、少額であっても0.45%しか払わなくてよくなったので、制度的には改善されてきています。

 

手数料については各証券会社ともどんどん安くなる傾向なので、投資家にとってはありがたい投資環境になってきています。

ドル変換手数料

投資信託で投資するには日本円でそのまま買うことができますが、海外ETFに投資する場合は、以下の手順に書くように日本円と米ドルに変換する手間が余分に必要になります。

①日本円をドルに変える

②ドルで海外ETFを買う

③海外ETFを売却してドルを受け取る

④ドルを日本円に変える

めんどくさいですよねー。

 

投資信託だと買って売るだけの作業が、米ドルがかむことで余分な手間がかかります。

 

しかも米ドルに変換するときに手数料がかかります。

米ドルに変換するときにかかる手数料は証券会社によって異なりますが、私が使っているSBI証券だと片道4銭の手数料がかかります。

 

片道4銭というのは100万円投資する場合で片道(日本円→米ドル)400円の手数料、往復(日本円→米ドル、米ドル→日本円)で800円の手数料がかかります。

 

これが為替手数料です。

■まとめ

海外ETFに投資する際のデメリットについてまとめました。

主には余分な手数料がかかるというものですが、各証券会社の傾向としては手数料を安くする方向にいっているので、今後さらに改善されてくる可能性はあります。

 

ただ投資信託と比べると「手間」という点では海外ETFの方がめんどくさいというのは否めません。

 

トータルコストとしては投資信託も海外ETFもあまり変わらないので、手間をかけて純資産規模が大きく安定感がある海外ETFをとるのか、いやいやもっと簡単に投資がしたいと投資信託をとるのか、メリットとデメリットを天秤にかけて選んでみてはいかがでしょうか。

海外のETFに投資するメリットとは?

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私がメインで投資しているETFは上場投資信託と呼ばれ、簡単にいうと投資信託の透明性を高め、株と同じように取引時間中であればいつでも取引できるようにした商品です。

  

今回の記事では海外ETFに的をしぼって、海外ETFに投資するメリットを投資信託と比較して解説します。 

■海外ETFに投資するメリット

海外ETFに直接投資するメリットは以下の3点があげられます。

  1. 全世界で取引されるので流動性が高い
  2. 手数料が圧倒的に安い
  3. ドル建ての資産を持つことで通貨の分散になる

全世界で取引されるので流動性が高い

まず1つ目は流動性の高さです。

流動性が高いというのは、取引されている量が多いということです。

 

参考に私が投資している4つのETFの純資産残高(2021年5月時点)を掲載します。

銘柄  資産残高
VTI(米国株) 26兆2200億円
VEA(米以外先進国株) 10兆7000億円
VWO(新興国株) 8兆7110億円
AGG(米国総合債券) 9兆5197億円

2年前と比較すると特にVTIの純資産残高の増加が大きく、2倍以上になっています。

金融緩和の影響でETFにも大量の資金が入ってきているのでしょうね。

 

海外ETFとの比較として日本で人気の高いeMAXISシリーズの全てのファンドの合計純資産総額はちょうど1兆円を突破しました(2021年4月時点)。

 

この事実からするとVTIはeMAXISシリーズすべての投資信託の25倍の純資産総額なので、海外ETFが圧倒的な規模だというのがわかります。

 

商品が売られたのが海外ETFの方が前というのが理由の一つですが、もっとも大きいのは海外ETFは世界中の投資家に買われているという点です。

 

純資産残高・流動性が大きいということは、商品として安定しているということであり、これらの海外ETFは中途解約になるリスクが少ないと言えます。

 

長期投資で重要なことの1つは、長期間継続して投資を行うことなので、投資している対象が途中で無くなってしまっては、せっかく積み上げた利益に税金がかかってしまい、投資のパフォーマンスを下げる要因になってしまいます。

手数料が圧倒的に安い

先ほど説明した純資産残高が大きいということにはもう一つ大きなメリットがあります。

 

それは圧倒的な純資産残高を活かして、経費率を下げられるということです。

 

なぜならファンドを運営するのに例えば1億円のコストがかかったとしても、純資産が大きければ大きい方がかかったコストを回収するのに必要な経費率を小さく抑えられるからです。

・コスト1億円=純資産残高×経費率

 

参考に私が投資している4つのETFの経費率(2021年5月時点)を掲載します。

銘柄  経費率
VTI(米国株) 0.03%
VEA(米以外先進国株) 0.05%
VWO(新興国株) 0.10%
AGG(米国総合債券) 0.04%

比較として再び日本で業界最安の経費率をうたうeMAXISシリーズの似たようなファンドと比較してみます(2021年5月時点)。 

銘柄  経費率
eMAXISSlim米国株式(S&P500) 0.0968%
eMAXISSlim先進国株式 0.1023%
eMAXISSlim新興国株式 0.1870%
eMAXISSlim先進国債 0.1540%
 日本で業界最安の経費率を目指しているeMAXISシリーズでも海外ETFの経費率には追いつけていません。
 
同じような投資商品に投資するなら経費率は低い方がいいに決まっています。

経費率は保有している資産に毎年かかってくるものなので、長期的な投資成績に大きく影響してきます。

 

また最近はつみたてNisaの制度などが始まり、日本でも投資信託の経費率が注目されるようになり、経費率の安くていい投資信託がどんどん出てきています。

 

そのような状況の中で自分が投資している投資信託よりも安い経費率の商品が現れると、新しい商品に乗り移り、気がつけば自分のポートフォリオの投資銘柄が増えすぎて何をやっているのかわからないような状況に陥ってしまうことがあります。

 

海外ETFの場合は安定した低経費率なので、経費率で目移りすることが少なくなります。

ドル建ての資産を持つことで通貨の分散になる

みなさんの資産は日本円以外にもありますか?

多くの人は日本円のみで資産を持っているかと思います。

 

投資では分散投資が重要と言われますが、通貨の分散というのはあまり言われません。

これまでの日本は経済の規模がどんどん大きくなり、一時は世界2位までになりました。

今は中国に抜かれ世界3位ですが、今後はどんどん下がってくる見込みです。

 

そうなると日本円の価値も連動し、どんどん下がってくることが予想されます。

そこで活きてくるのが、通貨の分散です。

海外ETFにドル建てで投資することで、日本円以外の通貨に分散して持ったことになります。

これでちょっとは安心。

(海外に投資する投資信託を持っても為替変動の影響を受けるため、間接的には海外通貨の資産を持ったことになります。)

■まとめ

海外ETFへ投資するメリットを投資信託に投資する場合と比較して解説しました。

海外ETFに投資するのは少々手間がかかるものの、資産の安定性や安い維持経費率を考えると長期投資に向いていると思います。

 

興味があればトライしてみてください。

おすすめの節約方法8つ

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今回の記事は私が実践している簡単にできる節約方法を紹介します。

■簡単にできる節約方法8選

私が行っている節約方法は以下の8つです。

  • 格安スマホに変える
  • ふるさと納税をフルに使う
  • クレジットカードを1枚にまとめる
  • Yシャツは家で洗濯する
  • 図書館を利用する
  • 昼食は弁当持参
  • 自転車で通勤する
  • 無印良品の靴下

格安スマホに変える

私は格安スマホが出始めた2014年にイオンが提供したイオンスマホで格安スマホデビューを果たしました。

当時から通信速度に不満はなく、困るかなと思った点はドコモのキャリアメール(〇〇@docomo.ne.jp)が使えなくなったことぐらいでした。

 

今はキャリアメールなんて使う人も少ないと思うので、特に不満な点はないはずです。

価格は2,000円/月と安く、通信量も12GB/月まで同じ値段で勝手に増えていきました。

 

今は楽天モバイルに乗り換えましたが、月々の支払いは無料が継続できる見込みです。

 

ちなみに2019年時点の格安スマホのシェアは18.9%(MMD総研調べ)でした。

感想としては格安スマホのシェアは意外と低いんだなという感じです。

 

電話番号は変わらず通信容量は大容量で、通信速度は3大キャリアと変わらなくて毎月の支払いは格安。

変えない理由がないぐらいです。

我が家は家族そろって格安スマホです。

毎月の節約金額;10,000円(5,000円×2人)

ふるさと納税をフルにつかう

ふるさと納税は2008年から始まった制度で、実質2,000円の負担で納税額に応じて寄付先の自治体から返礼品をもらえるというものです。

 

納税額は収入によって異なるので、ネットにあるシミュレーションツールを使えば自分が使えるふるさと納税額を調べることができます。

 

ふるさと納税では色々なものを返礼品として受け取れますが、私は「米」と「肉」に限定して使っています。

おかげさまで「米」については自分で買うことはなくなりました。

 

しかも楽天のふるさとう納税サイトでふるさと納税をすると楽天ポイントがもらえるので、楽天ポイントだけで実質負担分の2,000円以上もキャッシュバックされるので、これまた使わない手はない制度です。

 

毎月米10kg分を節約できたとして、控えめに言っても以下の通りです。

毎月の節約金額;4,000円(米5kg 2,000円×2袋)

クレジットカードを1枚にまとめる

社会人になるとクレジットカードを持つようになりますが、用途によってポイントが高かったり、いろんな勧誘があったりして、気がつけば私は7枚もクレジットカードを持っていた時期がありました。

 

それぞれのカードでポイントは貯まるものの、ポイントがある一定上にならないと使えなかったり、使う場所が限られたりして、上手くポイントを活用できていませんでした。

 

実際にクレジットカードのポイントの5割は使われずに無駄になっているようで、その額は毎年数百億円にも上るようです。

 

私も世間一般の御多分にもれずポイントは無駄にしていた派なので、あまり偉そうなことは言えませんが、クレジットカードを一つにまとめるとポイントがたくさん貯まるので、ポイントを貯めるのが楽しくなりました。

 

今は楽天カード一枚に絞って使っています。

 

 

クレジットカードを一枚にまとめるメリットとしてはポイントが無駄にならない点と支出の管理がしやすくなったという点です。

引き落としが複数のカードに分散されるより、1枚で済んだ方がわかりやすいですからね。

 

公共料金などの支払いを変更するのは面倒ですが、その後の楽さを考えるとやってみる価値はあります。

 

毎月の節約額としては、ポイントアップ分を考慮して控えめに以下の通りです。

毎月の節約金額;5,000円

Yシャツは家で洗濯する

私の会社ではスーツ通勤が基本です。

これまでYシャツはクリーニングに毎週出していましたが、ふとある時これぐらい自分でできるんじゃないかと思い立ち、やってみたら意外と簡単にできました。

 

自分で洗濯して、洗濯のりを使って、アイロンをかけて、、、とかそんな手間をかけるわけでなく、めんどくさがりの私でも出来たのは、「形状記憶シャツ×衣類スチーマー」のおかげです。

衣類スチーマーは乾いたシャツをハンガーに掛けたままシワを伸ばすことができます。

 

私が使っているのはAmazonで5,000円ぐらいのスチーマーです。

もちろんクリーニングのピシャリ感には勝てないものの、楽さと毎月の支出を抑えられることを考慮すると十分です。

毎月の節約金額;4,000円(200円/枚×5枚×4週)

図書館を利用する

みなさん本読んでますか?

私は月に2冊ぐらい読みます。

投資の本であったり、自己啓発本であったり。

電車通勤していた頃はもっと読んでいたのですが、最近は本を読む量が少なくなりました。

 

昔はよく書店に立ち寄り、新書で面白そうなものを読んでいたのですが、今は新書にそんなに興味がなく、読みたい本があれば、図書館で予約して借りて読むようなりました。

 

本は一度読めば何回も読み返すという習慣が私にはないので、図書館で借りて読むというスタイルでも十分だなということに気づきました。

また自称ミニマリストの私のライフスタイルにもこの方があっています。

 

私の住んでいる周りにはたくさん図書館があり、WEB上で予約すれば指定した家の近くの図書館に取り寄せることが出来ます。

 

だいたい読みたい本はなんでもすぐに手に入るので、楽です。

子供達の本と一緒に借りにいけるので、今の生活にマッチしています。

図書館は無料で利用できるのでおすすめです。

毎月の節約金額;3,000円(1,500円×2冊)

昼食は弁当持参

もともと職場の昼食があまり美味しくなかったので、いっそのこと自分で作ってしまえと弁当を作りを始めたのがきっかけです。

 

はじめは自分で弁当を作り、卵焼きを1本切らずにまるまる入れたり、おにぎりだけ持って行ったりしていましたが、その様子を見るに見かねて愛妻が私に代わって弁当を作ってくれるようになりました。

 

完全に作戦勝ちです。

弁当だと食べる量は調整できるし、味も濃くないので健康にもいいです。

毎月の節約金額;8,000円(400円×20日

自転車で通勤する

通勤を自転車でできるかは通勤場所によりますね。

私は毎日40分ぐらいかけて自転車で通勤しています。

 

真夏も雨の日も雪の日も、時には台風の時も自転車で通っています。

雨の日はカッパを着ているもののずぶ濡れになっている姿で職場に着くとびっくりされます。

 

自転車通勤のいいところは満員電車に乗らなくていいことと、適度な運動になることです。

毎月の節約金額;8,000円

無印良品の靴下

無印良品の90°靴下をご存知でしょうか?

 

嫁さんがLDKという雑誌で見つけてきました。

なにがすごいって穴が開かないんです。

ビジネスソックスって数ヶ月経つとカカトの部分に穴が開いてしまうと思いますが、この無印良品の90°ソックスは2年ぐらい穴が開きません。

ということで、節約の一助となればと思い取り上げました。

毎月の節約金額;プライスレス

■まとめ

私が実践している節約方法について紹介しました。

紹介した節約方法をまとめると

  • 格安スマホに変える 10,000円
  • ふるさと納税をフルに使う 4,000円
  • クレジットカードを1枚にまとめる 5,000円
  • Yシャツは家で洗濯する 4,000円
  • 図書館を利用する 3,000円
  • 昼食は弁当持参 8,000円
  • 自転車で通勤する 8,000円
  • 無印良品の靴下 0円

合計42,000円の節約となりました。

取り入れられそうなものを参考にしてみてください。

7つの投資信託に積立投資を行い成績を比較

今回の記事ではつみたてNisaで扱っている投資信託を大きく7つの分類に分けて、それぞれの特徴を解説し、私が2年半投資した結果と比較します。

 

7つの分類は以下の通りです。

  1. 全世界株式
  2. 先進国株式
  3. 新興国株式
  4. 米国株式
  5. 日本株
  6. バランスファンド(株式と債券などをミックス)
  7. アクティブファンド

■7つの投資信託の特徴 

全世界株式系

全世界株式系で選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.11% 1596億円


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投資信託ポートフォリオは以下の通りです。

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全世界株式ポートフォリオ

全世界の株式時価総額に合わせて投資するため、現状の世界情勢をそのまま表しています。

現状だとアメリカの割合が多く、市場の半分以上を占めています。

このファンドに投資すると世界経済全体の発展の恩恵をそのまま受けることができます。

先進国株式系

先進国株式系で選んだのは以下の投資信託で信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.10% 1986億円


 
この投資信託ポートフォリオは以下の通りです。

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先進国株式ポートフォリオ

先ほどの全世界株式から先進国だけを抜き出して投資する投資信託です。

 先進国だけで構成するファンドですので新興国の発展の恩恵を受けることはできません。

 

しかし先進国株式だけに投資するといっても、全世界に占める先進国株式の時価総額は90%程度をしめています。

安定的に成長しやすい先進国の恩恵を受けたい方にはおすすめです。

新興国株式系

新興国株式系で選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.19% 620億円

この投資信託ポートフォリオは以下の通りです。

 

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新興国株式ポートフォリオ

この投資信託新興国に投資するもので、主要な投資対象国としては中国・韓国・台湾が上位3国です。

新興国は伸びしろが大きい分、落ち込む時も激しい傾向があります。

これは先進国からの投資引き上げの影響をもろに受けるためです。

 

2018年末は米国株を中心に大きく落ち込みましたが、その後は全世界株式と同じぐらいのパフォーマンスです。

これからの伸びしろに期待できるので、今後の利益ランキングのどれぐらいの位置に食い込んでくるのか興味深いですね。

米国株式

米国株式で選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.10% 3960億円

このファンドは力強い成長を続ける米国株式には、世界でもトップレベルで急成長しているGAFAGoogleAmazonFacebookApple)も含まれています。

この投資信託ポートフォリオは米国株式に100%投資するものです。

 

これからも米国は世界の成長エンジンとなり続けることでしょう。

 日本株

日本株式で選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
たわらノーロード 日経225 0.19% 411億円

この投資信託ポートフォリオ日本株式に100%投資するものです。

 

日本の株の特徴としては1990年のバブル以降失われた20年と言われるよう長期低迷を続けた後、アベノミクスの恩恵を受けてようやく持ち直してきたところです。

 

最近日本株式も調子がよくなってきています。

バランスファンド系

バランスファンド系で選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.15% 902億円

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は純資産総額が900億円以上もあるので人気があるのがわかります。

 

この投資信託ポートフォリオはこれまで紹介した株式のみに投資する投資信託とちがって債券も含む点です。

このポートフォリオは以下の8つに12.5%ずつ投資します。

  1. 国内株式
  2. 先進国株式
  3. 新興国株式
  4. 国内債券
  5. 先進国債
  6. 新興国債券
  7. 国内リート
  8. 先進国リート 

債券が含まれことによって株式のみのポートフォリオに比べて値動きが小さくなるのが特徴です。

 

債券は利益確定商品であり、株式のパフォーマンスが悪いと相対的に利回りがよくなる債券が買われるという傾向があります。

ちなみに債券が買われると債券の価格は高くなり、利回りは低下します。

アクティブファンド

アクティブファンドで選んだのは以下の投資信託で、信託報酬と純資産総額は以下の通りです。

銘柄 信託報酬 純資産総額
ひふみプラス 1.08% 4550億円

ひふみプラスは人気が高く純資産総額は4500億円を超えます。

 

これまで解説したインデックスファンドの信託報酬が0.1%台のものが多かったのに対し、アクティブファンドは信託報酬が1.08%と高いのが特徴です。

 

ひふみプラスは84%が国内株式、14%が外国株式です。

アクティブファンドであるひふみプラスがインデックスファンドの成績を超え続けられるのか興味深いところです。

■7つの投資信託の成績比較

ここまで紹介した7つの投資信託に2018年12月から積立投資した場合の成績を比較した結果を掲載します。

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投資信託の比較

全体的に利益になっており、傾向としては2020年3月はコロナ禍により大きく下がり、その後全ての投資信託の成績が持ち直しています。

成績が一番良いのは米国株式で、日本株式もここ最近は奮闘しています。

 

アクティブファンドのひふみプラスは途中まで成績が良かったのですが、ここ最近は少し落ちてきています。

■まとめ

7つの投資信託の特徴とその成績を比較しました。

傾向としては概ね右肩上がりで、債券を含むバランスファンドが一番控えめの成績で、一番いいのは米国株式という結果でした。

 

引き続き比較検証を続けていきたいと思います。

会社は誰のもの?私の会社がよくやってる自社株買いから考える

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私の会社は最近業績がいいのですが社員にはほとんど還元されず、自社株買いというのを頻繁に行っています。

 

今回の記事では「会社は誰のものなのか?」、自社株買いについてサラリーマンとしての自分自身の目線と、自社株買いを行う経営者の目線からみてみたいと思います。

■なぜ自社株買いをするのか?

私の会社はここ最近業績がよく、大体年間で1000億円ぐらいの利益を上げています。

そして最近は株価を上げて株主に還元するため、100億円規模の自社株買いを頻繁に行っています。

 

自社株買いは市場に出回っている発行済みの株式を買い取って消去するため、発行している株式の数が少なくなり株価は上昇します。

 

自社株買いを単純な例で示します。

【自社株買いの前】

  • 発行株式数:10,000株、1株200万円、時価総額=10000株×200万円/株=200億円

【100億円分自社株買い】

  • 発行株式数:5,000株、1株400万円、時価総額=5,000株×400万円/株=200億円

 

自社株買いの前と後で、時価総額が変わらないとすると、この式のように1株あたりの株価は上昇し、株主にとっては利益を還元された形になります。

 

私も昔は自社株を持っていたので、少しはこの恩恵を受けられたのですが、今は全て売却し一株も持っていないので、自社株買いの恩恵は全く受けておりません。

■会社は誰のものなのか?

従業員目線から考えると

自社株買いは自分が投資している会社が行えばうれしく感じますが、いざ自分の会社が自社株買いを行うと、

 

「え、この利益って俺たちが稼いだもんじゃないの?」

 

って思わず思っていしまいます。

 

私の会社の従業員は1万人ぐらいですが、全従業員に50万円をボーナスとして余分に支払ったとしても

  • 10,000人×500,000円/人=5,000,000,000円=50億円

1000億円のうち、たったの50億円分を還元してくれと言っているだけです。

 

だってこの1000億円の利益は我々従業員が頑張って働いて稼いだ利益なので、一サラリーマンとして、これぐらい還元されても良いような気がしてしまいます。

経営者目線で考えてみると

続いて経営者の目線から自社株買いを考えてみます。

その前に前提条件として投資家からお金を借りて株式会社として経営することがどう言うことかを説明します。

 

また単純な例を用います。

例えばAさんが100万円の自己資金があり、10%の利益率のビジネスモデルのアイデアがあるとします。

Aさんは100万円の自己資金だけで会社を運営するので年間の利益は、

【Aさんの利益】

  • 100万円×10%=10万円

となります。

 

一方Bさんは100万円の自己資金に投資家から100万円を借りて合計200万円で運営します。

【Bさんの利益】

  • 200万円×10%=20万円

AさんとBさんは同じ100万円の自己資金で同じビジネスモデルなのに、Bさんの方が利益・利益率ともに高くなりました。

 

これはBさんが投資家から資金を集めることができたことで、利益が大きくなりました

Bさんのビジネスのアイデアがないと利益は得られないものの、投資家のお金がなければそもそも会社の運営すらできない可能性もあります。

 

今回の場合は自己資金が50%ですが、一般の会社はもっと自己資金は小さく、多くの場合投資家への還元を優先するよう投資家からプレッシャーをかけられます。

 

そのため経営者としては自分の従業員ではなく、株主の方に多くの利益を還元しようとします。

 

これを考えると経営者の判断は当然と言えば当然ですね。

そもそも従業員の給料は「費用」として扱われ、経営者としてはできるだけ少なく抑えようとします。

 

経営がやばくなった場合は投資家からリストラや給料削減などの圧力がかかることからも分かりますね。

 

「会社はだれのもの?」ってよく言われますが、こういった観点から考えると会社は株主のものというのが正しい気がします。

■会社の利益の恩恵を受けたいなら株主になればいい

今回の記事から経営者目線で考えると、やっぱり株主の方が圧倒的に有利なのが分かります。

 

自分の会社の自社株買いについて不満を持っても仕方がないので、こう言った恩恵を受けたいのなら自分が株主になれば良いだけの話です。

 

なので私は会社からもらった給料はせっせと株式投資にあてていきます。

有利な株主側になるために。

 

合言葉は「投資が先で、消費が後」ですね。

投資をしていれば、そのうち使えきれないぐらいのリターンが返ってくるはずです。

■まとめ

自身の会社が行っている自社株買いから、会社は誰のものなのか?について考えてみました。

 

正直自分の会社の利益は自分たちで稼いだものという気持ちが強いので、「株主の方ばっかり向いてないで、こっちにもっと還元してくれれば良いのに」と思いますが、経営者の判断としては至極まっとうなことをやっているにすぎないことが分かります。

 

これが資本主義なので、資本主義のルールにそのまま乗っかり、投資家サイドに入るようにしようと思います。