まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

脱炭素社会の流れ その2ーエネルギー革命を経て世界の覇権はアメリカへ

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こにゃにゃちわ。

前回は世界的な脱炭素社会の流れを知るのその1として産業革命で起こったことについて書きました。

www.kuwanyanblog.com

今回の記事はその続きとして、産業革命が起きた後のエネルギー革命〜世界の覇権がアメリカに移るまでの流れについて書こうと思います。

産業革命によりエネルギー革命が起きる

産業革命では前回書いたように蒸気機関を使用することで、人に代わって機械が仕事をしてくれるようになりました。

 

でもここで重要なことが、、、

蒸気機関を動かすためのエネルギーが別途必要になるということです。

 

そこでまずエネルギー源として目を付けられたのが石炭です。

産業革命以降、世界中で石炭の炭鉱開発が進み、石炭の需要が急上昇しました。

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石炭を得ることが出来れば、鉄や工業製品をたくさん作ることができ、鉄道や蒸気船を動かすことができます。

当時は帝国主義真っ只中、とにかくエネルギー(石炭)をたくさん得ることが国力の増大に繋がりました。

 

そんな中、ドイツ人のディーゼルが石油を燃料とするディーゼル機関を開発し、同じくドイツ人のダイムラーがガソリンを燃料とするガソリン機関を開発しました(ドイツ人すげーな(゚∀゚))。

 

これによりそれまで見向きもされていなかった石油が一気に注目されるようになり、エネルギーの主役は、石炭から石油へと変わって行きました。

 

これら一連の流れが、エネルギー革命というやつです。

 

1860年以降のエネルギー消費量の推移を掲載します。

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※引用ーSOOKI

1900年台初めは石炭の需要がほぼ100%を占めましたが、その後第二次世界大戦をへて石油へと主役が入れ替わっているのがわかります。

エネルギーを制するものが世界の覇権を握る

産業革命はイギリスで起きたため、当時は大英帝国が世界の覇権を握っていました。

ところが先述したように石油が使われるようになると世界の覇権は徐々に変わってきます。

 

潮目が変わったのは1859年アメリカのペンシルベニア州で大規模な油田が発見された時に始まりました。

アメリカのロックフェラーは石油の大量輸送方式を開発し、1870年台にスタンダードオイルを設立、石油の大量生産が始まりました。

 

スタンダードオイルはその後分解されるものの、今でもエクソンモービルシェブロンとして残っています。

 

1930年代までには、それまで良好な関係を築いていた中東地域における石油資本を7シスターズと呼ばれた7大石油メジャーが支配するようになり、1960年台にOPECができるまでは7大石油メジャーが世界の石油の供給を全て握りました。

 

ちなみに7シスターズ7社のうち、5社がアメリカの会社でした。

 

ちなみに戦後の日本でも7シスターズに石油の供給を牛耳されそうになったところ、たった一人で立ち向かったのが、出光興産創業者の出光佐三です。

出光佐三を主人公として絵が描かれた小説・映画が「海賊とよばれた男」です。

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第二次世界大戦ではアメリカが同盟国の軍需用石油の供給をほぼ全て握り、世界大戦を経てイギリスにあった覇権はアメリカへとうつることになりました。

 

1960年以降の主要国のGDPの推移を掲載します。

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※引用 化学業界の話題

このグラフを見ると圧倒的な勢いでアメリカのGDPが伸びているのが分かります。

アメリカは石油を抑え、決済のための通貨を抑え、戦後の覇権国家となりました。

覇権国家は世界のルールを作ることもできます。

パクスアメリカーナ到来です。

まとめ

脱炭素社会の流れを知るということで、産業革命後にエネルギー革命を経てアメリカが世界の覇権国家となるまでの流れをまとめました。

 

産業革命後の世界ではエネルギーが無いと経済活動が停滞してしまうため、エネルギー資源を抑えることがいかに重要かが分かるかと思います。

また中東地域もおそらく石油がなければここまでもめることは無かったのでしょう。

 

利権があるところでは争いが起こります。

次回はようやく新たなエネルギーをめぐる利権争い、脱炭素社会について書こうと思います。

 

じゃ。

 

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現在の世界的な脱炭素社会(カーボンニュートラル)の流れを知る。その1ー産業革命で起きたこと

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2020年代になって世界的にSDGsやらカーボンニュートラルの流れが加速してきた感がありますね。

特にアメリカの大統領がトランプ氏からバイデン大統領に変わってから一気に流れが変わってきました。

今回の記事から数回にわたって現在起きているカーボンニュートラルの流れをまとめたいと思います。

産業革命で起きたこと

産業革命というのはご存知の通り18世紀半ばから19世紀(1750年〜1800年)ぐらいにかけてイギリスで起きた一連の産業の変革のことを言います。

 

これは蒸気機関の発明によって始まりました。

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蒸気機関Weblioより引用

蒸気機関というのは上図のように石炭で水を温めて蒸気を作り、その蒸気の力でピストンを動かして機械的な動力に変えるものです。

要は石炭などの資源を動力というエネルギーに変えることで、人に代わって機械が仕事をしてくれるようになるというものです。

 

蒸気機関がどれぐらいの力があるのかざっくりイメージを持つために調べてみました。

GoogleによるとSLは約1290馬力という情報があったので、SL1台で馬1290頭分の力があるということです。

1馬力=馬1頭分の力というほど単純ではないにせよイメージとしてはこんな感じ。

 

つまりそれまで農耕や荷物の移動を人や動物、風などの力を使って行っていたものを蒸気機関などの機械が代わって行ってくれるようになったということです。

 

これが↓

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これに代わったということ↓

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上図のようにこれだけ多くの人を運ぶのに昔であれば多くの馬車(1290頭)が必要だったものが、機関士?がえっさほいさと石炭を放り込むだけで動かせるようになりました。

 

そうなるとそれまで世の中のほとんどの労働力を農業に費やしていたものが、機械に取って代わられることによって必要がなくなりました。

これによって農業中心の世の中から工業化という流れに世の中は一気に変わって行きました。

 

これがざっくり産業革命です。

産業革命によって変わったこと

続いて産業革命によって具体的に世の中がどのように変わったのか大きく2つ解説します。

  1. 科学技術が飛躍的に上昇
  2. 大量生産・大量消費社会

1.科学技術が飛躍的に上昇

先程書いたようにそれまで人や動物を使って行っていた農作業は、機械に取って代えられたことにより、生産能力が大幅に向上しました。

 

それまで世の中の人たちがやっと食っていける分しか生産できなかったものが、大量に生産できることで、人口は爆発的に増えて行きました。

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人口の推移※Worldometerより引用に赤丸追記

赤丸の箇所が産業革命が起きたあたりです。

産業革命を起点に人口が爆発的に増えているのがわかります。

 

労働が機械に代わり、さらに人口が増えることで教育機会も増えて行きました。

ちなみに工場を運営する資本家が必要なのは、毎朝定時に工場に出勤し、決められた作業をこなす労働者で、その時の教育システムというものが今の日本の教育にも残っています。

 

話がそれましたが、教育によって農業以外の仕事につける人も多くなり、科学技術も飛躍的に向上しました。

産業革命後の科学技術の発展は素晴らしいですね。

今や人は宇宙にまで出て行き、インターネットで買い物を行や動画などのコンテンツを楽しみ、AIが人間の能力を超えようとしています。

100年前では考えられなかった世の中になるまで発展しました。

2.大量生産・大量消費社会

産業革命によって変わったことのもう一つは、大量生産・大量消費社会になったということです。

それまで人の手によって作られていたものが、機械で簡単に作れるようになりました。

 

例えば傘も食器も服も全て職人によって作られていたものが、工場で作られるようになりました。

そして大量生産できることで製品価格も飛躍的に安くなり、大量消費される社会へと変わって行きました。

 

資本家は大量に作って売れば売るほど利益が上がるので、労働者に無駄でも消費させるように仕向けました。

産業革命の頃ではなく最近の話ですが、例え話として1970年代に提唱されたとされる電通戦略10訓を紹介します。

  1. もっと使わせろ
  2. 捨てさせろ
  3. 無駄遣いさせろ
  4. 季節を忘れさせろ
  5. 贈り物をさせろ
  6. 組み合わせで買わせろ
  7. きっかけを投じろ
  8. 流行遅れにさせろ
  9. 気安く買わせろ
  10. 混乱を作り出せ

これは一企業の例ですが、資本家の本音としてはこのようなものだと思います。

そうでもしないと資本主義社会では生き残れません。

 

良いか悪いかは別にして、とにかく産業革命によって大量生産・大量消費社会へと変わり、資本家と工場労働者という新たな構図が出来上がりました。

まとめ

産業革命によって生産能力が飛躍的に伸び、人々の生活は豊かになった反面、都市部では工業化が進み、労働者を社畜と呼ぶようになり、はたして本当に幸せになったのか?

と疑問に思うこともあるかと思います。

 

ただ産業革命により便利になり、さらに人々の生活、職業の自由は広がったのは事実ですね。

 

次回は石炭から石油へのエネルギー革命について書こうかと。

 

じゃ。

 

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【賢者の書】2022年は「うけたもー」の精神で行きたいと思います

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2022年になりました。

正月なので今年の抱負を立てている方も多いのではないでしょうか?

 

私自身は昨年読んだ、喜多川泰著【賢者の書】という本から今年の抱負を思いつきました。

この本のジャンルとしては、昔私が好んで読んでいた自己啓発本です。

 

Kindleで本を探していたところ、AmazonのAIによって【賢者の書】がすすめられ、「もうこれ系の本は読まなくてもいいかなぁ」と思いながらも、プライム会員なら無料に惹かれ、読むことになりました。

 

これが結構いい本だったので、簡単なレビューと今年の抱負を絡めて書いてみたいと思います。

あらすじとか

【賢者の書】のあらすじは、

『中学生ぐらいの少年が、世界中にいる8人の賢者を探して、人生の目的を得ようとするものです。』

1行にまとまってしまいました。。。

我ながら世界一苦手なものが、読書感想文だということを思い出させてくれました。

 

8人の賢者様はとてもいいことを言ってくれるな中で、私個人的には第一の賢者が言った以下のフレーズが刺さりました。

本書から引用します。

行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルのひとピースに過ぎない。であるから、行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには、何の意味もない。大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えることだ。

これはもう何が起きようと「うけたもー」と引き受ける山伏の精神だなと思いました。

努力によってがむしゃらに何かを得ようともがいていた30代の私自身に読ませてあげたい内容です。

今年の抱負

個人的なことですが、昨年末に社外コンペがあり、「絶対に失敗できないプレゼンだからな」と言われてプレゼンターとして選ばれたのが私でした。

 

私はプレゼンが大の苦手。

でもちょうど【賢者の書】を読んだ後の出来事で、「これってただのパズルのピースじゃね?うけたもーの精神で乗り切るしかないな」と思い、この一大プロジェクトに臨むことになりました。

 

【賢者の書】によるとその結果の良し悪しは関係なく、行動を起こすことによって人生を形作るパズルのピースを集めていくことが大切だということ。

そう思うと「失敗してもいーや。どうせ会社が選んだんだし。ただのパズルのピースだな。」と思うことができ、肩の力がスーッと抜けて行きました。

 

そしてプレゼンに向けての1回目の会議の後、

上司「明日の役員説明、やるか?」

いや、まだ内容理解してないし。うけたもー!

役員説明の後、

上司「次の常務説明もよろしくな」

なんとなくは分かってたけどプロマネあんたでしょ。うけたもー!

こんな感じでプレゼンに向けて「うけたもー」の精神で順番に乗り切って行きました。

 

そして本番のプレゼン。

これは自分がやることが分かっていたので、覚悟はできていました。

ただのパズルのピースとは言え、やはり成功させたいとは思うので一生懸命に練習をしました。

その結果、プレゼンを終わってみると結構高評価をもらえました。


こういうプレッシャーがかかる場面では、これまでは「失敗したらどうしよう」とか必要以上に悩みプレッシャーに押しつぶされそうになることもありましたが、失敗も成功もOKと考えると、少しプレッシャーが和らぐような気がします。

 

なので今年1年の抱負としては、

「うけたもー」の精神で、いろんなパズルのピースを揃えていこうと思います。

 

じゃ。

 

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師走なので2022年の投資戦略を考える

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メリクリです。

さて、みなさんの家にはサンタさんはやってきましたか?

私の家にはお見えになったようで、今年もプレゼントを置いて行かれました。

朝から子供達の興奮する声が聞こえてきました。

 

無邪気っていいですね。

 

さて、ひるがえって欲望渦巻く投資の話に移りましょう。

年末に近づいてきましたので、来年の投資戦略を考えてみたいと思います。

来年の相場はどうなるのか

2021年は前回の記事に書いたように、1年間を通してほぼほぼ右肩上がりの相場でした。

以下は米国株全体に投資するVTIの年間チャートです。

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じゃあ来年はどうなのよ?というところですね。

まずは、世の中の状況から確認してみましょう。

コロナの影響

最近は新型コロナウィルスのオミクロン株が世界的に流行し、ユーロ圏ではロックダウンする地域が出てきました。

とはいえ、2020年のコロナ初期のような状況になることは考えにくいですね。

なぜなら、ワクチンが世の中に出回り、今は飲み薬まで出始めました。

さらにコロナの状況にある程度、世の中の人たちが慣れてきています。

 

となると、当初起きたようなパニック売りの相場はちょっと考えづらいですね。

インフレとテーパリング

続いては世の中のインフレです。

コロナが蔓延してからというもの景気を下支えするために、世界各国が金利を引き下げじゃぶじゃぶバラマキ政策をとっています。

 

そのおかげで株価が大きく上昇したといういい面もありますが。

ところが、その余波がモノの価格を押し上げ始めています。

いわゆるインフレです。

 

世界的には結構前からインフレが指摘されていましたが、とうとう日本でもインフレの兆候が見られるようになったようです(下記記事)。

www.nikkei.com

 

で、世の中はじゃぶじゃぶバラマキ政策から脱出するテーパリングを行おうとしています。

要は利上げです。

 

コロナによる不景気になってから金利は0%近くに抑えられていましたが、これを徐々に上げていこうとしています。

金利が上がると企業としてはお金を借りると金利の返済が重みになるため、お金を借りて積極投資をしなくなります。

 

また金利が上がると、債券などに旨味が出てくるため、株式市場からお金を引き上げ、債券や預金にお金が動いていきます。

要は金利上昇によって、株価が下落しやすくなるということです。

 

理論的には。

 

ではリーマンショックの後の利上げで株価がどうなったのか、歴史から学んでみましょう。

Google先生に聞いてみました。

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上図は米国のS&P500と政策金利の関係をグラフで表されたものです。

2015年12月が前回の利上げ開始で、2018年12月まで段階的に利上げが行われました。

その間にS&P500はというと、利上げ初期には横ばいになったもののその後力強く上昇しました。

 

ちゅうことは、今から起きようとしている利上げ局面でも巷で言われているほど恐れる必要もないような気もしています。

 

それよりもEV、グリーン革命、クラウドメタバースなどなど新たな市場の成長が株価全体を押し上げていくことに賭けたいですね。

2022年の投資方針

積立投資の比率

というわけで、2022年の投資方針もこれまでの投資を継続します。

具体的にはVT:VTI:QQQ=35%:35%:30%という積み立て割合です。

さらにVTをVTI、VEA、VWOに分解するという、ちょっとややこしいことをやってます。

まとめると、こんな感じ

銘柄 分類 積立割合
VTI 米国株式 55%
VEA 先進国株式 10%
VWO 新興国株式 5%
QQQ 米国ハイテク株 30%

の、こんな感じ

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で、毎月の積立投資を行なっていきます。

 

QQQとVTIを合計すると85%なので、ほぼ米国に投資していることになります。

さらにQQQというハイテク比率高めの戦略を来年も継続します。

ハイテクびいきなので。

暴落したならば

今の好調相場の冷静に考えられるうちに、相場が急変した場合の対処方法も考えておきます。

この冷静なうちに考えるというのがとても大切だと思ってます。

いざ暴落相場にぶち当たると、恐怖と欲望からアワアワとなり、何もできなかったなんてよくありますから。

 

戦略としては、落ちるナイフを掴みにいく戦略で、相場が暴落することがあれば下記記事に書いたように機械的に追加投資を行う予定です。

kuwanyan.com

 

そして追加で投資する比率は、次の通りです。

下落率 追加購入
20% 10%
30% 20%
40% 30%
50% 30%
60% 10%

まぁ、これは目安です。

実際に暴落することがあればもうちょっと緻密に考えます。

ざっくりでもいいので、心づもりをしておくといいと思います。

まとめ

来年の投資戦略についてまとめました。

というか、これまでの投資をそのまま継続するだけです。

年末になると「今年はもう十分上昇したらから、来年は無理かな?」と毎年思います。

でもここ数年は、そんな不安をよそに毎年大きく上昇しています。

 

さぁ来年はどうなるか?

来年の答え合わせは、来年の年末ですね。

期待せずにじっくりと投資を継続して行きたいと思います。

来年も私の合言葉は、Grow Rich Slowlyです。

 

じゃ。

 

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2021年の投資を振り返る。今年1年だけ見ればFIRE達成です。

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2021年も年末に近づき、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

12月に入ってからも相場の方はオミクロン株、インフレ、利上げなどなどの影響を受けて乱高下しています。
 
決算となると「どうせまたハイテクの好決算で上がるんでしょ?」とか思ったりしてます。
 
さて年末になりましたので、来年の投資戦略を考えるにあたり、今年1年の相場と自身の投資結果を振り返っておきたいと思います。

米国株・高配当株・ハイテク株の結果

今年の初めはコロナウィルスのワクチンが出来たばかりで、まだまだコロナの影響が大きく、株価は今後どうなるんだろうと疑心暗鬼の中のスタートでした。

 

その後株価はどうなったのか?

私がメインで投資している米国株全体、米国の高配当株、米国ハイテク株のチャートを見ながら今年1年の相場を振り返ります。

米国株全体の値動き

米国株全体というのはS&P500や、私がメインで投資しているVTIのことです。

これらの値動きは米国株の市場全体の値動きなので、今年1年の株式投資ベンチマークになります。

 

年初からのVTIのチャートを掲載します。

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ご覧のように9月に大きく下落する局面があったものの、概ね右肩上がりの相場となり、最終的には+22.1%という好成績でした。

 

今は世界中の相場が各国が実施しているバラマキ政策によって支えられているので、利上げの議論が出るたびに乱高下を繰り返しています。

まぁそんな中でもこの成績であれば十分ですね。

 

この結果を見ると「結局コロナで優遇されているのは投資家」だと批判されるのも分かる気がしますね。

高配当株の値動き

続いては高配当株の値動きです。

高配当株はVYMのチャートを用います。

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これまた+22.7%と立派な成績です。

2020年はハイテク関係が大きく値上がりし、不景気に強いはずの高配当株はおいてけぼりになっていました。

ところが2021年になり原油価格の上昇や、商品高の影響を受けて出遅れていた高配当株は見直され、力強く上昇しました。

 

先程のVTIと比べても高配当株の方が若干いい成績でした。

ここ数年では珍しい現象ですね。

今までGAFAMを中心とするハイテク株にやられてましたからね。

ハイテク株の値動き

続いてハイテク株はQQQのチャートを用います。

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ハイテク株は2020年に大きく上昇したこともあって2021年に入ってからは、微妙な成績が続いていました。

4月には前年の成績を下回り、6月ぐらいまでちょぼちょぼの成績です。

しかしその後6月のハイテク株好決算の影響を受けてからは大きく上昇し、結果的にはVTIの成績を追い越しました。

 

個人的にはQQQはまだまだ伸びていくと思っていますので、低迷する時期があろうと関係なく追加投資を継続していきます。

 

続いて先程の3つのチャートを並べて比べてみます。

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VTI(緑)VYM(青)QQQ(黄)です。

左の赤枠で囲った部分が先程も書いたように「高配当>ハイテク」となっている期間です。

その後はハイテクの持ち直しにより、結局は「ハイテク株>高配当株>市場全体」というふうに落ち着いています。

 

ハイテク株が年末にかけて鼻先分だけ飛び出した格好ですね。

2021年の投資結果

私自身の投資は現在

  • 市場全体69%
  • ハイテク21%
  • 高配当株10%

ぐらいの比率で投資をしています。

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今年1年は先にも書いたように+20%ぐらい相場が上昇したので、私自身の投資利益は600万円程度上昇しました。

 

よって、今年1年だけを見れば

「投資収益>家計支出」

となり、これはまさしくFIREではないか!!!

と思った次第です。

 

まぁ、たまたま相場環境が良くて、こうなっただけのことではありますが、1年でも「投資収益>家計支出」を達成できたのは個人的には大きな一歩だと思っています。

 

なぜなら今後投資額が大きくなるにつれてもっと「投資収益>家計支出」となる可能性が大きくなってくるからです。

まとめ

今年1年の投資を振り返りました。

やったのは積立投資だけなので、投資に割いた時間はほとんどなかったのに十分な利益が得られました。

 

これまでFX、個別株、商品、REIT原油ビットコインなどなどいろんなものに投資をしていましたが、今年は本当に積立投資以外には手を出しませんでした。

(途中ビットコインやテスラ株の誘惑に何度かやられそうになりましたが)。

 

今年は積立投資しかしなかったという意味では、投資とのいい距離感が出来て来たような気がします。

投資金額が大きくなってきたので、利益率をそこまで追い求める必要がなくなったのかもしれませんね。

 

来年も投資との適度な距離を保ちつつ、ほったらかし戦略で行きます。

 

じゃ。

 

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積立投資を始めて3年半で利益1000万円超え!FXの大損失からの復活劇

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このところオミクロン株の懸念によって相場が乱高下してますね。

下げたと思ったら急上昇して、

 

「どっちやねん」という相場が続いています。

 

そんな中、気がつくと2018年6月から本格的に始めた積立投資の利益がとうとう1000万円の大台を突破してました。

 

今回の記事は、大台を突破するまでの軌跡について書きたいと思います。

積立投資を始める前

私は別の記事にも書きましたが、もうかれこれ15年以上投資をしています。

はじめは自社株から始まり、10年ぐらい前からFXにのめり込んでいきました。

 

パソコンのデータを掘り起こすと、ありました。

過去のデータが。

 

2015年から2017年にかけての利益の推移です。

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FX+個別株の利益

2016年半ばから後半にかけて利益が1000万円突破に向けて何度かトライしている姿が見て取れます。

その後、綺麗なダブルトップを描き、大きく下落しました。

このグラフの右端の方を見ると、3ヶ月程度で500万円ほどの利益が吹き飛んでいるのが分かります。

 

この後のエクセルの記録は途切れていました。。。

 

正直どうなったのかはあまり覚えていません。

 

これら乱高下した原因は、FXです。

 

特に私が一生忘れられないのは、トランプ氏が大統領選に当選した2016年11月。

ヒラリー氏優先と伝えられ、当時大きく下がっていたトルコリラに大量の資金を投じていました。

 

トランプ氏が大統領選で当選が決まった当日は、勤続10年以上の社員にもらえる1週間の休暇を使って、家族で沖縄旅行に行っている時でした。

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A&W名護店

そして沖縄にあるA&Wというハンバーガーチェーンの駐車場(まさに上の写真の店)で昼食を取っている時、ふとFX口座を見てみました。

 

 

「あれ、ポジションが全部なくなってる。。。俺の250万どこいった???」

 

 

チャートを見るとトルコリラはあり得ないぐらい下がっていました。

、、、オーデマ・ピゲ買えたな、、、と思ったのを記憶しています。

 

しかし!!!

せっかくの旅行なのですぐに忘れようと15分で立ち直ったのは、自分でもすごいなと思います。

 

その後ホテルに帰って、家族が寝静まった後に損失額を計算し

「もうこれ以上同じことは繰り返さないようにしよう」

と心に誓いました。

 

が、その後も同じような過ちを繰り返しました。。。

 

まぁそんなこんなで、個別株への投資やFXではなかなか利益1000万円の壁を越えることができませんでした。

積立投資を始めてからは利益が安定する

その後もFXは続けていましたが、2018年6月から少額ずつインデックス投信への積立投資を開始しました。

 

それまでもインデックス投資をやったことがありましたが、なかなか利益にならないし、投資しててもつまらないなというのが正直な感想で、1年ぐらいでやめてしまった過去がありました。

 

ところが上記のようにFXをしばき、しばかれ、疲れ切った私は再度基本中の基本であるインデックスの積立投資に舞い戻ってきました。

 

2018年6月当時はリーマンショックから10年ほど好調相場が続いた後で、そろそろ周期的に暴落が起きるとか言われていて、疑心暗鬼のなかの出発でした。

 

私がメインで積立投資しているVTIのチャートを載せます。

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当時すでに割高感がありましたが、その後さらに大きく上昇したことを考えると当時の価格は今振り返ると絶好の買い場ですね。

今この価格になれば全力で投資します。

 

そして2018年以降の積立投資の利益の推移を掲載します。

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積立投資の利益の推移

2018年以降2020年3月のコロナショックまでは横ばいかちょいマイナス程度。

ドルコスト平均法の特徴を考えると、この横ばい期間はできるだけ長い方が平均の買い価格が低く抑えられて後々利益が大きくなる可能性が高くなるので重要です。

 

コロナショックの後は大きく相場が上昇し、それに合わせて私の積立投資の利益も急上昇しました。

そして2021年11月にとうとう利益1000万円の壁を突破しました。

 

詳細な投資方法はこちらの記事に全部書いてますので参考に↓

kuwanyan.com

 

バフェット太郎さんの著書【バカでも稼げる「米国株」高配当投資】の中で、

米国株投資で儲けるなんて

スタバでフラペチーノを飲むくらいカンタンさ!

というフレーズが出てきます。

 

確かに私はスタバで

「キャラメルフラペチーノ、ホットで!

とオーダーしたことがあるので、株で儲けるのはむしろスタバでフラペチーノを飲むより簡単かもしれません。

 

この3年間利益のことは考えず、ひたすら積立投資を行いました。

その間FXで味わったような絶望感やハラハラドキドキといった感じは全くありませんでした。

 

またやったことは至ってシンプルです。

  1. しっかり仕事をして給料をもらう
  2. 支出を適度に抑える
  3. 余った資金で積立投資を行う

これ以上でもこれ以下でもなく、このサイクルを回しただけです。

投資の世界においては複雑なことをしなくても適切なインデックスに投資するだけで、一般に投資のプロと呼ばれる人たち(証券マンや投資会社)にも勝てるというのが良いところかもしれません。

まとめ

積立投資の利益が1000万円を超えたので記事にしてみました。

まさか3年半でこれだけの利益が出るとは思っていませんでした。

これまでのFXや個別株での俺の努力はなんだったんだと言いたくなりますね。

 

3年半積立投資をしていて思うのは、結局今が割高とかいっても本当にそうかは後になってみないと分からないということ。

私が積立投資を開始した2018年以降、ずっと割高が指摘されていましたが、結局2018年の投資当初に投資するのが良かった感じです。

 

なので持論としては積立投資を開始するのは早ければ早い方がいいと思ってます。

 

また長く投資をしていると利益にこだわることも無くなってきました。

今はとにかく月末に追加で投資を行える環境にいることに感謝しながら投資を継続しています。

 

じゃ。

 

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【最高の休息法】マインドフルネスの効果を科学的に解明してくれる本

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休日をダラダラと過ごして休んだつもりなのに、なんとなく疲れが残っていてそのまま月曜に出社。

なんて事ありませんか?

 

それは脳がしっかりと休めていないことが原因かもしれません。

「最高の休息法」では、どうして休んだつもりなのに疲労感が残るのかを解説し、またそれを解消するためにマインドフルネスという方法を紹介しています。

さらにそれが脳に対してどういう役割を果たすのかを詳細に教えてくれます。

 

なんとなく疲労感が常にある方や、マインドフルネスの効果を科学的に知りたいという方におすすめの本です。

なぜ休日に休んだ気にならないのか

仕事で疲れて週末は外に行くのも面倒で家の中でごろごろと過ごしても、なんとなく翌週の仕事のことや家族の悩みなんかをぐるぐると考えてしまう。

そして夕方からスマホを片手にビールを飲み、酔っ払ってご飯とお菓子を食べ過ぎてそのまま就寝。

 

翌朝の「何やってんだろう」感。。。

休んだつもりなのに余計疲れてるみたいな。

 

よくあります。

 

こうゆう休み方は脳的には「最低の休息法」です。

脳は体が消費する全エネルギーのうち20%を使うようで、さらに脳の消費エネルギーの大半はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という脳回路に使われます。

 

DMNというのはデフォルトという名前からもなんとなく想像できるように、「何もせずに、ぼ〜っと考え事をしている時」や「心がさまよっている時」に働きます。

 

しかも私たちは毎日色々なことをしているように見えても、多くは「心ここに在らず」の状態で、1日のおよそ半分以上を「心がさまよっている状態」にあるとのこと。

 

DMN、暴走しまくりです。

 

だから休んだつもりでも全然疲れは取れません。

逆に休日にちょっとスポーツをしてみたり、登山をしたりするとスッキリしたりします。

体を動かすと意識はそっちに向くので、DMNが暴走することなく疲れにくくなるんでしょうね。

 

私は仕事をしていて暇すぎるよりもちょっと忙しいぐらいが、仕事を終えて家に帰る時になんとなく充実感(スッキリ感)があります。

これも同じくDMNが関係してるのでしょう。

最高の休息法はマインドフルネス

で、どうすればいいのか?

 

その答えは「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは

マインドフルネスという言葉は結構前からネットや本屋などで見かけるようになり、私も昔本で読んだことがありますが、なんとなくつかみどころのない言葉です。

 

マインドフルネスはもともと仏教で使われている考え方です。

「今ここにある」ということです。

 

東洋の智慧である仏教の本質の一つ「今ここにある」というのを、宗教的な要素を取り除いて「マインドフルネス」という形で西欧に広まり、それが逆輸入という形で日本に入ってきたというのが現状です。

 

海外ではGoogleApple、ゴールドマンサックスなどの企業がマインドフルネスを取り入れているのは有名な話です。

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日本でももともと武道の世界では、呼吸を整えて丹田(へその下あたり)に意識を集中する方法があり、まさに今でいうマインドフルネスです。

 

鬼滅の刃でも「全集中の呼吸」ってありますね。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスで得られる効果のイメージを例えを使って解説してみます。

例えば仕事をしている時にやる事が多すぎたり、問題が3つも4つも重なると憂鬱になる事ってありますよね?

 

そういう時は大体頭の中でそれらが堂々巡りとなり、さらに憂鬱感が増している状態です。

 

ところが、それらをノートに書き出してやることを決め、一個ずつ集中してタスクをこなしていくうちに、

 

「あれ、何であんなに悩んでたんだっけ?結局うまく行ったじゃん。」

 

みたいな事ってよくありませんか?

淡々と目の前のことに集中することで、いつの間にやらスッキリと解決。

 

こんなイメージです。

 

マインドフルネスでやることは普段の行動を集中して行うだけです。

歩く時、電車に乗っている時、歯を磨く時、食べる時、風呂に入る時など、その行為に意識を向けるだけ。

 

簡単そうですね。

 

しかし、やってみると分かりますが、普通はマインドフルネスが出来ません。

なぜならDMNが暴走し、心がさまよいすぎるから。

 

例えば道を歩いていて食べ物屋の看板を見れば週末の飲み会のことを思い出し、人がはいている靴を見れば欲しかった靴の事で頭の中がいっぱいに、みたいな。

 

マインドフルネスについて調べると、「今やっていることに集中する」というのと「瞑想」という言葉が出てきます。

この「瞑想」というのがマインドフルネス状態になる上で重要な役割を果たします。

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私の経験上、この2つはセットで行う必要があります。

 

なので毎日1分でも瞑想を行い、深い呼吸をしながら毎日の行動にゆるやかに集中することを継続することで、少しずつマインドフルネスができるような気がします。

マインドフルネスの継続で脳は作り変えられる

この本を読む前からマインドフルネスを実践しており、何となく心地良い感じはあり、くよくよと同じことで悩むことは少なくなったような気がします。

 

その理由がこの本に書いてありました。

引用します。

マインドフルネスは扁桃体を沈静化し、その下に続く視床下部ー下垂体ー副腎系を鎮める。

副交感神経を優位にすることで、ストレスへの抵抗性と心のバランスをつくりだす。そしてもちろん、過剰なDMNの活動も鎮める。

・・・

ほとんどの苦難は、将来への不安で水増しされとるということじゃ。

目の前にあるトラブルというのは、それ自体では大したことはない。

・・・

つくづく脳は変わるというものじゃな。

つまりマインドフルネスを継続することで徐々に脳の構造が変わり、ストレス耐性がついてくるということです。

 

これはイメージではなく実際にマインドフルネスを実践した人の脳を分析した結果として紹介されています。

まとめ

マインドフルネスについては楽しみながら取り組んでいたものの

「で、この先どうなんの?」

と漠然とした疑問が残ってました。

 

しかし、研究の最前線での脳科学の成果とマインドフルネスが結びつくことで、その効果がよく理解できるようになりました。

私は理系出身なので理論がわかった方が取り組みやすくなるというのもあります。

 

しかもマインドフルネスを実践することで脳の構造が変わるとなると、これはもう私が毎日やってる筋トレのようなものです。

 

筋トレについても言えますが、効率的なやり方はあるにせよ「知識」を入れるだけでは意味がなく「実践」することが重要です。

確実に成果が生まれるとわかるとマインドフルネスに取り組みやすくなるような気がしますね。

 

今日もマインドフルネスしましょ♪

 

じゃ。

 

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