まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

楽天グループの決算に見る起業家精神のすごさ。一転、投資家は楽だ。

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先日「楽天ってスマホ事業で赤字を出してるっぽいけど儲かってんのかな?」という考えがふっと浮かびました。

 

別に楽天の株を買っているわけではないのですが、最近楽天のサービスをよく使うようになって、ちこっと気になったので、楽天グループの決算資料をのぞいてみることにしました。

 

今回の記事は楽天グループの決算を見ていて気づいた点を書きたいと思います。

楽天の決算

もともとの楽天に対する私個人のイメージとしては、楽天は証券にしろ、保険にしろ、ラクマにしろ、いろんな他社がやっているサービスをパクっているだけじゃん。

ってもので、あまり良いイメージは持っていませんでした。

 

でも今や従業員は2万人を超え、日本の一大企業にまで成長しました。

今では楽天経済圏と言われるまで成長し、ここまでくるとすごいなぁと純粋に思うようになりました。

 

そんな楽天の最近の4半期ごとの売上高は次の通りです。

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事業内容としては大きく3つです。

  • インターネットサービスセグメント
  • フィンテックセグメント
  • モバイルセグメント

【インターネットサービスセグメント】

このセグメントは、もともとの創業した時のビジネスである楽天市場が該当します。

その他にも楽天ファッション、ラクマ楽天ブックスなどがこのセグメントに含まれます。

このセグメントは、楽天グループのコア事業であり、売上としても一番多くなってます。

 

フィンテックセグメント】

フィンテックは、楽天銀行楽天証券楽天カード楽天ペイ、楽天保険などです。

このセグメントはここ最近急激に伸びてきている感がありますね。

一昔前までは、ネット証券といえばSBI証券という感じでしたが、今は新規の口座開設数でいうと楽天証券がトップのようです。

 

【モバイルセグメント】

最後は2018年に設立された楽天モバイル事業です。

1年間無料キャンペーンや大々的にCMを行っており、かなり力を入れているのが分かります。

 

さて先ほどは売上の推移を見ましたが、次は営業利益を見てみます。

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赤字やん(//∇//)

トータル(折れ線グラフ)では3ヶ月で600億の赤字。

しかもここ最近はずっと赤字。

 

細かく見てみると、フィンテックが安定して高い利益をあげているのが分かります。

やっぱり金融って儲かるんですね。

本業よりも儲けている時があります。

 

インターネットサービス事業は、Amazonもそうですが利益率はあまり高くありません。

ビジネススタイル的に仕方のないことかもしれませんね。

 

問題はモバイル事業です。

めっちゃ赤字。

むしろモバイルだけで全体の黒字を全部吹き飛ばしています。

三木谷社長起業家精神

この楽天の決算資料を見ていると、三木谷社長起業家精神ってすごいなぁと思います。

 

もともとはEC事業(楽天市場)で起業し、その後フィンテックとも融合させて順調に利益を拡大してきました。

 

そして突如2017年末にモバイル事業への参入を発表。

ドコモ、auソフトバンクという超巨大企業が独占する中、単独で斬り込むわけです。

設備投資による赤字は目に見えています。

 

私が楽天の社員だったら、

「社長、もうやめましょうよ。十分利益出てんすよ。これ以上欲を出すと痛い目見ますよ。ボーナス大丈夫なんですか?」

と言いたくなります。

 

実際に主力の楽天市場フィンテックで上げた利益を余裕で吹き飛ばす以上の赤字となっています。

 

でもここで書いたのは、いちサラリーマンの考えた内容であって、起業家である三木谷社長が考えていることはもっと壮大です。

 

楽天のモバイル事業では、モバイルからの収益の他、モバイルユーザーを増やすことで、楽天市場楽天銀行などのサービスの利用増を見込んでいるようです。

 

さらに楽天モバイルは、通信機器をクラウドに置き換え、通信ネットワークの整備、運用コストを低減する「仮想化」という技術を開発し、この通信インフラ技術を海外に輸出しようという考えです。

 

先日その第一弾としてドイツの通信事業者である1&1への提供が決まり、10年で1000億円程度の売り上げになるようです。

将来的には、数千億円から1兆円を超える売上高になることを見込んでいるんだとか。

 

うまくいけばAmazonAWSみたいに自社開発したものが利益の半分以上を占めるようになるかもしれませんね。

 

実際すべてがシナリオ通りにいくかは分かりませんが、すごいなぁと思います。

■一転、投資家は楽だ

さて、リスクを果敢にとって、安定して稼げるようになってもその場所に留まることなく、常にチャレンジ精神を持つ起業家ってすごいなぁと思います。

 

それが楽しいんでしょうね。

 

世界にはテスラのマスク氏やAmazonを作ったベゾス氏などいろんな起業家がチャレンジ精神でいろいんなことに挑戦しています。

これらの起業家も初期の頃は資金繰りに奔走し、潰れるかどうかのギリギリのところで踏ん張って、なんとか今の地位にまで成長させました。

 

すごいですね。

 

一転、投資家はというと、リスクはあるもののこれらの企業に投資するだけで、利益の一部をもらうことが出来ます。

 

労力はほぼゼロです。

 

ただ資金を出しているだけ。

 

リスクと言っても最悪はゼロになる程度で、余剰資金で投資をしている限り、身ぐるみを剥がされることはありません。

 

そう考えると投資家って楽だなぁと思っちゃいますね。

株式というシステムをつくってくれた人に感謝。

 

今は日本にいても世界中の情報を仕入れることができ、家にいてポチポチすれば世界中の株を買うことができます。

 

テスラもAmazonも、なんでも。

 

しかも投資信託というシステムを使えば、S&P500だって全世界の企業の株だってポチポチすれば買えます。

 

それだけで優秀な起業家が行う事業の利益の一部をもらうことが出来ます。

 

あ〜、今の世の中に感謝!!!

 

じゃ。

 

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2021年7月末のポートフォリオをチェック。ポートフォリオ作成で考えているポイントなど

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インデックスの積立投資をはじめてから3年が経ちました。

その間、いろいろと考え方の変化があったりして、ポートフォリオをイジイジしています。

 

現在のポートフォリオは「毎月の積立額を市場全体:QQQ=70%:30%、市場全体のうち全世界:米国=50%:50%、高配当ETFは分配金のみ投資、GAFAMへは一度投資して放置」といった複雑なものになっています。

 

ざっくり感では自身のポートフォリオを把握していますが、今回は個別銘柄の割合などを一覧にして詳しく自分のポートフォリオを見てみたいと思います。

 

またポートフォリオ作成で気をつけているポイントについても書きたいと思います。 

■2021年7月末時点のポートフォリオ

まずは2021年7月末時点でのポートフォリオです。

銘柄 分類 割合
VTI 米国市場全体ETF 59%
VEA 先進国市場全体ETF 8%
VWO 新興国市場全体ETF 4%
QQQ 米国ハイテク株ETF 8%
HDV 米国高配当株ETF 3%
VYM 米国高配当株ETF 3%
SPYD 米国高配当株ETF 3%
VIG 米国増配株ETF 3%
Apple 米国個別株 2%
Amazon 米国個別株 3%
Facebook 米国個別株 2%
Google 米国個別株 2%
Microsoft 米国個別株 2%

現状では投資金額に対して39.1%の利益、年率換算すると12.3%なので、昨今の好調相場の影響もあり、十分すぎる成績です。

 

円グラフにするとこんな感じです。

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VTIが多くを占めているのが分かります。

そして今年から投資を始めた米国のハイテク株を多く含むQQQは現在8%ほど。

毎月の投資額の30%ほどをQQQに振り向けているので、今後も全体に占める割合は徐々に増えていくと思います。

・インデックスと個別株の割合

インデックスと個別株への投資割合をみてみます。

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ほとんどがインデックス型ETFへの投資となっています。

個別株はGAFAM(GoogleAmazonFacebookAppleMicrosoft)のみです。

GAFAMへの投資は1年前に投資したきり、追加投資はしてなくて、今後もするつもりはありません。

 

ちょっとはポートフォリオに個別株を入れるのも面白いかなと思って、投資しています。

 

インデックス型への投資が多いと気分的には楽ちんです。

企業の業績に一喜一憂しなくていいし、ポートフォリオのでっこみ引っ込みも気にしなくていいので、メンテフリーで楽です。

・分類別(市場全体・高配当株・高成長株)の割合

つづいて分類別に割合をみてみます。

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※ハイテク株=高成長株と表記

分類別には市場全体型のインデックスが7割を占めています。

よく「市場全体 VS 高配当 VS 高成長、どれに投資するのがいいの?」的な議論がありますが、私は全部投資してみて自分がどう感じるか、どの投資方法が肌に合っているのかを確かめています。

 

ただ市場全体には高配当株も高成長株も含まれているので、市場全体型のインデックスをメインにすえています。

 

私が投資を始めてからのこれらの成績を比較してみます。

市場全体(緑)、高配当(黄)、高成長(青)です。

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これを見ると「高成長>市場全体>高配当」という成績です。

今後もこの流れは続くとみているので、高成長株の比率を30%ほど入れて、高配当株への投資はETFからもらえる分配金のみとしています。

・地域別の割合

続いて地域別の投資割合です。

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※先進国(米国以外)株=先進国株と表記

地域別には88%が米国です。

これは「全世界株式:米国株式=50%:50%」ずつ投資した結果です。

 

先程と同じく私が投資を始めてからのこれらの成績を比較してみます。

米国(緑)、先進国(青)、新興国(黄)です。 

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この結果を見ると「米国>先進国>新興国」となってます。

新興国株は成長余地が高く、魅力的に見えますが、上記のグラフのようにアップダウンが激しいのが特徴です。

 

また市場規模が小さく、不安定であり、さらに今は中国株が下落している影響で新興国株インデックス全体としても大きく下落しています。

 

別途記事に書いている通り、全世界株式インデックスの地域別の投資割合を自身のポートフォリオのベースにすえているのは正解だったと思っています。

■まとめ

 はじめてまともに自分のポートフォリオを分析してみました。

投資方針は徐々に変わってきていますが、ベースはあまり買えていません。

 

やってみないと自分がどう感じるか分からないところもあるので、なんでもやってみて自分に合った投資方法を選んでいけばいいと思ってます。

 

ポートフォリオをいじる時に利益が出ている銘柄を売却すると無駄な税金を払うことになるので、その辺は無駄にならないよう調整したいですね。

ポートフォリオを自分の理想に近づくようイジイジしていきましょう。

 

じゃ。

 

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ここがすごいぞMacBook!

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私は元々Windows搭載のPCしか使ったことがなく、2018年末にそれまで使ってたパソコンが遅すぎて使い物にならなくなり、パソコンを買い換えることになりました。

 

そこでいろいろと悩んだ挙げ句、Macも使ってみたいなと思い、当時発売されたばかりのMacBook Airというモデルを購入しました。

 

今回は使い始めてから3年近く使って、MacBookの良いと思うところを書きたいと思います。

■ここがすごいぞMacBook

MacBookを使ってよかったなぁと思うところを3点にしぼって紹介します。

  1. デザインが美しい
  2. 電源を切る必要がない
  3. タッチパッドが半端ない

順番にみてみましょう。

・デザインが美しい

一つ目はデザインが美しいというところです。

アルミ削り出しボディがなんとも言えない高級感を持ち、外側に向けて緩やかに湾曲したボディがさらに薄さを際立たせています。

 

また、サイドについているのはイヤホンジャック1つと、タイプCの穴2つのみ。

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スティーブ・ジョブズが傾倒していた禅マインドがシンプルなデザインという形で、MacBookにあらわれています。

 

会社で与えられている某日本メーカーのPCは、充電の穴、外部モニター用穴、イヤホンジャック、USB、ファン吸排気用の格子などなど、ありとあらゆる穴がついています。

比べてみると「デザインでは日本の製品では太刀打ちできないな」と思ってしまいます。

 

またマックのデスクトップはとてもシンプルです。

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下からにょきっと出てくるDockを表示させなければ、デスクトップに表示するものは何も無くなります。

 

この辺もシンプルでいいなぁと思います。

 

また初めはストロークが短くて慣れなかったキーボードも、慣れてしまえば心地よくタイピングができます。

 

私のキーボードはバタフライキーボードと言われ、実はリコールの対象となっています。

私のキーボードもご多分に漏れず、Appleのホームページに掲載されているように、

「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない」現象がたまにみられました。

しかし、修理なんてめんどくさくさいので、そのまま使い続けると、今は全くその現象が起きなくなりました。

キーボードもエイジングが進んだのでしょうか。

・電源を切る必要がない

MacBookは電源をいちいち切る必要がありません。

これは私にとって1番の衝撃でした。

 

MacBookにより、かれこれ20年間「パソコンは使い終わったら、シャットダウンしなさい」の常識を疑うことなく忠実に守っていた私の常識が覆されることとなりました。

 

Windowsの場合をおさらいしてみましょう。

  1. ノートPCの蓋を開ける
  2. 電源を入れる
  3. パスワードを打ち込む
  4. Windowsが起動するまで30秒ぐらい待つ
  5. 使う
  6. シャットダウン
  7. ノートPCの蓋を閉じる

こんな感じでしょうか。

余談ですが、Windowsの起動は昔に比べるとだいぶ早くはなりましたね。

 

続いてMacBookの場合。

  1. ノートPCの蓋を開ける
  2. 指紋認証する
  3. 使う
  4. ノートPCの蓋を閉じる

こんな感じです。

言うなれば、スマホタブレットなどを使うのと同じ感覚です。

シャットダウンすることはほとんどありません。

 

またシャットダウンしなくてもバッテリーはほとんど無くなりません。

 

シャットダウンしなくても良いのは、WindowsMacではメモリの使い方が設計上違うからだそうです。

Windowsの場合は電源を入れて長い時間使うと動作が重くなり、メモリを開放する必要があります。

そのためにシャットダウンが必要とのこと。

Macの場合はその必要がないんだとか。

 

電源を入れてOSが起動するのを待ったり、シャットダウンする手間がないため、めちゃくちゃ快適に使用できます。

タッチパッドが半端ない

最後はタッチパッドの使い勝手が物凄く良いという点です。

普通のPCだとこれまでタッチパッドなんて使い物にならなくて、外付けのマウスを使っていました。

 

ところがMacBookタッチパッドは反応がものすごくよく、外付けマウスを一度も使っていません。

タッチパッドの使い勝手は、イメージとしてはこれまたスマホをいじくるようにスムーズに使えます。

 

またマウスジェスチャーがいろいろと登録されており、WEBページの上下、戻る、進むなどの操作が簡単にできます。

 

また最近はWindowsでも仮想デスクトップ(一つのパソコンの中でデスクトップ画面を複数作れる機能)がありますが、MacBookの場合は、タッチパッド上で4本指で左(もしくは右)にスワイプすると、仮想デスクトップの切り替えができます。 

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外付けモニターを使わない状況では、これが意外と使えます。

Windowsだと確かボタンをぽちぽち押して切り替えたような。

MacBookだと「すー(4本指でスワイプ)」で終わりです。

■まとめ

本当に使えるのかどきどきの状態で使い始めたMacBookでしたが、WEBを見たり、ブログを書いたり、Officeを使う程度の使用方法では全く問題ないどころか、今回の記事で書いたようにメリットの方が大きかったというのが正直な感想です。

 

Windowsしか使ったことがない嫁さんが、たまに私のMacBookを使って発狂しているのを見かけます。

「デリートキー無いんだけど💢」と。

 

じゃ。

 

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FXではなぜレバレッジをかけるのか?株式投資との戦略の違い

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FXの広告やブログなどを見ると、しばしばレバレッジという言葉が目につきます。

レバレッジというのはよく「てこの原理」と説明され、持っている資産以上の大きな金額を取引できるようにする仕組みのことです。

FXの場合は当たり前のようにレバレッジを使って取引を行います。

 

一方、株式投資では一応レバレッジをかける商品はありますが、長期投資においては主流ではありません。

 

今回の記事では、FXの値動きの特徴となぜレバレッジをかけて取引する必要があるのかを株式投資の場合と比較して考えてみます。 

■FXと株式の値動きの特徴

・株式の値動きの特徴

まずはじめに株式の特徴を実際のチャートで確認してみます。

以下のチャートは米国株式全体に投資するVTIというETFのチャート(表示期間は2017年9月〜2021年6月)です。

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2020年3月にコロナショックの影響で大きく下がりましたが、基本的には右肩上がりなのがわかるかと思います。

 

もっと長期だと分かりやすいので、おなじみシーゲル先生のチャートものっけておきましょう。

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とまぁ、株式は基本的には右肩上がりです。

右肩上がりなので、取る戦略としては一度買ったら長期保有という戦略が有効です。

特に難しいことをしなくても十分な利益がでるので、このようなほったらかし戦略が使えます。

・FXの値動きの特徴

続いてFXの値動きの特徴を実際のチャートで確認してみます。

以下のチャートは私たちになじみのあるドル円チャート(表示期間は先のチャートと同じ)です。

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このチャートをぼんやりと眺めると、102円ぐらいが下限で、114円ぐらいが上限になっているのが分かります。

 

FXの場合は株式と違って、何か価値のあるもの(企業の資産価値、企業の利益など)に投資するわけではなく、国と国(ドル円なら米国と日本)の相対的な価値を元に通貨のやりとりを行うので、こういったある一定のレンジを行ったり来たりする相場になりやすい傾向があります。

 

右肩上がりではなくレンジ相場なので、例えばレンジ上限付近の114円で売って下落したら利益を確定、反対に下限付近で買って上昇したら利益確定というようなことを繰り返して利益を積みあげていきます。

■FXではなぜレバレッジをかけるのか

ここまでの説明をまとめて説明するために、先程の株式代表とFX代表を同じグラフで表示します。

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代表同士が一同に会したグラフでは、株式投資が右肩上がりで、FXがレンジというのがなんとなく分かります。

 

つづいて同じグラフの始まり地点(2017年9月)を1としてそれ以降を指数化して表示してみます。

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指数化したグラフをみると株式の方は見た目があまり変わりませんが、ドル円の方は

「えっ、動いてんの?」

ってぐらい値動きがちっこくなりました。

 

株式では年間30%上下することはよくありますが、FXで30%も値動きがあると大変なことになります。

100円だったドル円が70円まで下落すると大変な円高騒ぎです。

 

先程のグラフをみてわかるように、株式に比べFXは値動きが小さいため、レバレッジをかけて相対的に値動きを大きくする必要があります。

そうしないと利益が小さすぎるから。

 

でもレバレッジも掛け方を間違えると、ロスカットとなり痛い目に会う可能性もあるので注意が必要ですね。

 

また株式にもレバレッジがかかった商品が結構人気です。

SBI証券では結構上位(以下の図では4位)にレバレッジ商品が食い込んでいます。

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知識がある方ならこういった商品も良いのでしょうが、ただレバレッジをかけて利益がたくさん出るからと初心者が手を出すと、大きな痛手となる可能性があります。

先に解説したように、そもそも株式の値動きはレバレッジをかけなくても大きいからです。

 

ガツーンと下落した後であれば、レバレッジ商品に少額手を出す程度なら面白そうですけどね。

掛け捨て程度で。

 

じゃ。

 

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期待値から株式投資を考える

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突然ですが、期待値という言葉を聞いたことがありますか?

おそらく中学?高校?の時の数学で1度は習ったことがあるはずです。

今回の記事では期待値という観点から株式投資の有効性を考えてみたいと思います。

■期待値とは

まず初めに期待値という考え方をさっくりとおさらいしてみます。

  • 期待値=(勝率×平均利益)-(負率×平均損失)

で計算されます。

 

例えば、コインを投げて表が出たら100円もらえて、裏が出ると100円持っていかれるゲームがあったとします。

この場合の期待値は、

  • 期待値=50%×(+100円)-50%×(-100円)=0円

となります。

 

ただ、このゲームを4回やったとして、1回目表、2回目裏、3回目表、4回目表となった場合は、

  • 1回目;表=+100円
  • 2回目;裏=-100円
  • 3回目;表=+100円
  • 4回目;表=+100円

合計で200円もらえることになります。

期待値は0のゲームなのにプラス200円という結果です。

 

期待値は試行回数が少ないとこの例のようにブレがあります。

しかし、もっともっとこのゲームを続けていくと、やがては期待値と同じ0に近づいていくという性質があります。

これを大数の法則と言います。

 

ここまでが期待値のおさらいです。

■宝くじや株式投資などの期待値

期待値についてあれこれ書きましたが、もっと簡単に言ってしまうと、期待値とはそのゲームを長く続けるとどれぐらい儲けることができる(損してしまう)のかというものです。

 

例えば期待値80%というゲームの場合であれば、100万円投入すると最終的には80万円になってしまうということです。

 

世の中には株式投資以外にもいろいろとお金をやりとりする行為があります。

代表的なものの期待値をまとめてみます。

  • 宝くじ ・・・期待値45%
  • 競馬  ・・・期待値65%
  • パチンコ・・・期待値80%
  • FX  ・・・期待値100%弱
  • 株式投資・・・期待値105%

■宝くじの期待値45%

宝くじは当たれば戻りが大きいものの大数の法則で考えると期待値は45%と、上記の中で一番低くなっています。

ちなみに宝くじは「貧者の税金」と言われることもあり、これは宝くじを買うのは年収が低い人が多い傾向があるためだそうです。

私も宝くじを買うことがありますが、ひどい言われようですね。。 

■競馬・パチンコの期待値65〜80%

競馬は意外と期待値が低く、パチンコで80%程度です。

パチンコは期待値が高い分、のめり込む人が多い気がします。

ここまではギャンブルと言われるものです。

一昔前はパチプロという方達がパチンコだけで生計を立てていたようですが、最近はあまり聞かなくなりました。

私の周りでもこれらをやっている人はいましたが、最近はなかなか勝てななくなったと聞いたことがあります。

■FXの期待値100%弱

続いてFXですが、日本の場合は相対取引といい、FX会社を通じて参加者同士が取引を行います。

なので基本的には誰かの利益は、誰かの損失からきており、トータルで考えると±ゼロのゼロサムゲームと言われています。

実際には、FX会社が手数料として売買手数料やスプレッドとして持っていってしまうので、微妙にマイナスサムゲームとなります。

そのため、期待値は100%としました。

 

FXの実態としては8割〜9割程度は損失になっていると言われています。

しかし、パチンコなどと比べると期待値が高くトータルでは100%(ゼロサム)です。

損失を出している人が多いのにゼロサムだということは、上位1割〜2割の人は大きな利益になっているのでしょう。

 

しかしFXで利益を出すには心・技・体(メンタル・テクニカル分析・資金管理)+センスがないと安定して利益を出し続けるというのは難しいと思います。

株式投資の期待値105%

最後は株式投資です。

ここでようやく期待値が105%と100%を超えました。

株式への長期投資の利益率が大体5〜7%程度と言われているため、105%としました。

 

期待値が100%を超えるということは、長〜く続ければ大数の法則に従い、利益になるということです(確率論での話なので必ず利益になるというものではありません)。

 

以下のグラフは過去200年間の株式のパフォーマンスをみても、5%程度は利益になったという実績です。

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ここまでの結果から、期待値が100%を超えるか超えないかがプラスサムゲームかマイナスサムゲームかの線引きになるような気がします。

 

たった5%超えるだけですが、複利の効果を考えると大きな一歩だと言えそうです。

株式投資で利益を出すために必要なこと 

株式投資にもいろいろな投資の仕方があります。

 

チャートをリアルタイムでみて取引を行うデイトレードであったり、チャートを見てポジションをもち中期的に取引を行うスイングトレードであったり、積立投資のように毎月機械的に追加投資を行うものであったり、いろんなスタイルがあります。

 

長期投資は企業を応援することになるとかは副産物的なものであり、投資の一番の目的は利益を得ることだと思うので、利益を出せるならどんな取引スタイルであってもいいかと思います。

 

しかし勉強や実践経験を積まずに短期的な取引を繰り返してもマイナスサムゲームの泥沼に入っていくだけです。

 

+5%程度の利益であれば株式への長期投資を行うだけで比較的簡単に得られると思います(あくまで期待値での話)

 

類まれなる才能があるといういう人であれば長期投資のように時間がかかることをする必要はありませんが、そうでない方にとっては、コツコツと株式へ長期投資をすることがプラスサムゲームに乗っかる近道だと思います。

■まとめ 

期待値という観点から株式への長期投資を考えてみました。

期待値で100%を超えるかどうかが、一つの大きな分岐点だと思います。

 

期待値というのは冒頭で買いたように確率論の話なので、当然ながらマイナスになるというリスクもあります。

ただ期待値で考えるとプラスサムゲームとなる株式への長期投資であれば、失敗したとしても個人的には全く後悔はありません。

リスクを認識した上で、期待値の高い方へ賭けて失敗したというだけのことなので。

 

期待値の高い方に賭けて、あとは運に任せるというようなやり方は、意外と日常生活や仕事でもやっているような気がします。

投資から学んだのかも知れませんね。

 

じゃ。

 

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投資で得た利益を使っちゃうキャンペーン実施中です

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かれこれ投資を始めてから15年が経過しました。

投資にまったく興味がない嫁さんに投資に興味を持ってもらおうと、つみたてNisaを始めさせたのですが、相変わらず興味はゼロ。

 

これまでたまには投資の話をすることもあったのですが、たいてい小さなケンカになって終わってしまっていました。

 

そこで私は、投資に全く興味がない嫁さんにも投資に興味を持ってもらう方法をあれこれ考え、とうとう妙案をひらめきました。

 

それが今回ご紹介する「投資で得た利益を使っちゃうキャンペーン」です。

■投資に興味ありあり男となしなし女の会話

とある家庭で繰り広げられる投資に興味がありすぎる男性と(あり男)と投資に興味が全くない女性(なし女)の会話を紹介します。

 

あり男;「今月投資で〇〇円ぐらい利益が出たんだよ」

なし女;「へーすごいね。売っちゃえば良いのに。」

あり男;「今売っちゃうと税金がかかるしもったいないんだよ」

なし女;「税金かかっても利益が残った方が良いじゃん。確定してないんでしょ、それ?」

あり男;「含み益だね。途中で利益を確定しちゃうと複利の効果が得られないんだよ」

なし女;「なにそれ。じゃあ利益はいつもらえるの?」

あり男;「考えてないけど、ずっと先かな。。」

なし女;「そんなの意味ないじゃん💢」

といった感じで、いつも似たような結論になります。

 

そのため「あり男」が投資について家庭で話をすることはほとんどなくなりました。

しかし「あり男」は投資の素晴らしさを愛おしい「なし女」に知って欲しくてたまりません。

 

そこで「あり男」は、とある良い作戦を思いつきました。

それが冒頭で紹介した「投資で得た利益を使っちゃうキャンペーン」です。

■投資で得た利益を使っちゃうキャンペーンの内容

キャンペーン内容は至ってシンプルです。

S&P500に100万円を投資して、10%利益が出た段階で嫁さんが言うように利益を確定し、その利益をそのまま好きなことに使っちゃうと言うものです。

これならダイレクトに投資のありがたさを感じることができます。

 

あり男;「↑を考えたんだけど」

なし女;「おー、いんじゃない。何に使ってもいいの?」

あり男;「良いよ。俺何にも言わないから」

なし女;「いいねー。で、どれぐらいで10%分の利益が出るの?」

あり男;「株式だと大体年率5%ぐらいだから、2年ぐらいかな」

なし女;「えーー、ぜんぜん先じゃん」

あり男;「そんなもんだよ。 忘れたぐらいに利益をもらえてラッキーぐらいで考えれば」

なし女;「そだね、とりあえずやってみよう」

 

と、つみたてNisaと同様に今回のキャンペーンもあっさりと快諾していただきました。 

ちなみに嫁さんだけ楽しむのもなんなんで、私の方も始めました。

 

2021年6月にキャンペーンは始まり、現在こんな感じです。

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投資をした時からチャートを振り返ると、一時期は3%程度まで含み益がのっていたようです。

 

嫁さんには内緒ですが、うまくいけば半年ぐらいで10%程度上がる可能性があります。

S&P500の直近1年のチャートです。

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前回10%上昇するのにかかった期間は3ヶ月程度でした。

 

最近は出来過ぎ相場が続いているので、同じようにうまくいくかは分かりませんが、嫁さんに伝えたように最低でも2年以内には第一回利確祭りが訪れそうです。

 

急落したら、黙っておきましょう。

きっと投資したことすら忘れてくれているはずです。

■利益を何に使おうかと夢想する

嫁さんの方はさておき、私の方は利益が出たら何に使おうかあれこれ思案中です。

何か物を買うと言うより、普段やらないような経験に使いたいと思っています。

 

例えば、近場の高級なホテルに泊まったり、

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普段行けない高級なレストランで食事をしたり、

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大好きな星空を見に行ったり、

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とまぁ、夢は膨らみますね。

ちなみに写真のものが10万円で一家4人行けるのかは分かりません。

 

嫁さんに投資の素晴らしさを伝えるつもりが、自分が一番はしゃいでいることに気づきました。

いつ果実が得られるかは分かりませんが、指を加えて祭りが訪れるのを楽しみに待ってます。

 

じゃ。

 

私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用

kuwanyan.com

 

40になって感じること

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今月で40歳になりました。

アラフォーではなく、ジャスト40です。

 

「とうとう」と思ったり、「やっと」と思ったり。

でもなぜか最近は歳をとることにネガティブな感情はなくなりました。

節目の年なので30代を簡単に振り返ってみたいと思います。 

■私の30代

私の30代は、2人の子供に恵まれ家庭環境が大きく変わりました。

また仕事の方は、いろいろと自分でできるようになり、会社からも評価されるようになると、

「自分にはもっと何か他にもできることがあるのでは?」

と自分の可能性を求めて「もっともっと」と悩むようになりました。

 

かつて一緒に仕事をしたことがある年配の人が言っていたことがあります。

「俺ねー、30ぐらいでいろいろと出来るようになってね、転職したんだよね。それから人生くるちゃってさー。30ぐらいは天狗になるから気をつけたほうがいいよ」

と。

 

今思い返せば、私自身天狗にはなってなかったけど、同じように自分の可能性を求めすぎてもがいていたような気がします。

 

そして35ぐらいの時には、いろいろと悩みすぎて生きていくのもしんどくなってしまうぐらいになってました。

 

〇〇しなければならないという思考が強いため、努力しなければ、人の役に立たなければ、、、などの思考に支配され、本当の自分の気持ちというのが分からなくなってしまい、「なんだか人生つまんねーなー」的な状況にまでなってました。

■転機

そんなガチガチの思考に凝り固まっていた私にも転機が訪れます。

悩みに支配されていた時はとにかくいろんな本を読んでは、いろんな方法を試していました。

 

そして何で読んだかは忘れましたが「帝王学」というキーワードを知りました。

手当たり次第手を出していたので、当然ながら「帝王学」にも手を出そうとGoogleで調べると、トップの方に「世界一ゆる〜い幸せの帝王学」というなんとも気の抜けたタイトルのサイトに出会いました。

 

さらに調べると運営者の本田晃一さんは本をたくさん出していて、読んでみるとすごく面白く、人生についての考え方をいろいろと学ぶことができました。

 

本田晃一さんが言っていることは「とにかく肩の力を抜いて難しく考えず、自分のやりたいようにやっちゃいな」ということです。

 

それ以降徐々に昔の無邪気だった頃を思い出し、長かった苦悩のトンネルから抜け出すことができました。

 

孔子の言葉に

子曰く、十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。

という言葉があります。

 

四十にして惑わず。ということは三十では惑っていたのではないか。

と、ふと思いました。

なので誰でも30代っていうのはいろいろと迷うんじゃないかなぁ。

と思ったり。

■40になって感じること

最近になって思うことは

「何をしなければならないとか、そんなものはなくて、ただ大切なことは日々を楽しむ」ということです。

 

今は平日は仕事で、休日は子育てと自分のことなんてどっかに行ってしまっている感がありますが、「もっと自分を喜ばせることに一生懸命になる」ということが大切だと思います。

 

私にとってこれまで楽しかったことは、素潜りでモリで魚をとったり

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絶景を見に行ったり

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いろいろと楽しいことは沢山ありました。

少しずつでも時間を作って、楽しいことを日々の生活に入れていきたいと思います。

 

「自分が楽しいことをするって重要だよね」というような話を嫁さんにいうと、

「え、そんなの当たり前じゃん」と返ってきました。

 

確かに当たり前の話だと思います。

でもそれが分からなくなるほど、思考をこねくり回していたのが私の30代でした。

 

ちなみに、私は2人の子供の親ですが、親の私が子供たちに求めることは、

地位や名声や何かを成し遂げることや良い学校に通うことではなく、ニコニコと楽しそうにしてくれることです。

 

そして、あるお偉い方が言いました。

「自分の親の親の親の親の親の親の・・・親の親の・・・親の親が神様だとすると、神様は子供の私たちに何を望むでしょうか?」

 

 

 

 

40代は肩の力を抜いて、ニコニコと楽しく歳を重ねていきたいと思います。

 

じゃ。

 

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