まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

目に見えない富を大きくすると幸福度がUPする

人はよく目に見えるもので良い悪いを判断をしがちです。

なぜなら比較対象として分かりやすいから。

 

例えば資産運用をしていると資産の額ばかりに目が行ってしまいます。

 

見知らぬネット上の誰々はFIREした。

 

一方自分は。。。

 

よく知らない他人と比較して意味なく凹んでみたりなんてことはよくあることだと思います。

 

また資産運用によってお金が増えても、お金は結局は道具なので使わないと意味がないという議論もよくされますね。

 

私自身社会人になってからかれこれ15年以上投資をしていますが、はたしてゴールはどこなのか?と悩むことがありました。

 

確かにお金は道具なので使わないと意味がないとは頭では分かっていながらも、そんなに欲しいものがポンポン出てくるわけでもないのが事実で、正直今の生活ができれば十分満足だと思っています。

 

となるとやはり投資のゴールはどこなんだ?と。

 

そんな中、最近本を読んでいて、投資をすることで「見えない富が増える」という考えがあることを知りました。

投資で得られる見えない富とは

  • 将来に対する金銭的な不安がなくなる
  • 仕事を自由に選べる
  • 仕事をいつまでするか決められる

といった類のものです。

投資で資産が大きくなればなるほど人生の選択肢は広がり、将来に対する安心感が得られるというメリットがあります。

 

また例え資産の額が大きくなくても、しっかりと資産を管理できるようになれば、人生を自分でコントロールできるという感覚がうまれるようになります。

これも人生の幸福度を上げる上で重要なことだと思います。

 

資産の管理には、

  • 支出を抑えること
  • 欲望を適切に抑えること
  • 余剰資金を投資すること

などが含まれます。

特に欲望を適切に抑えることというのは、人それぞれの価値観があるので、自分にとって大切なものを適切な量で、適切な価格のものを所有するというのが大切だと思います。

 

よくないのは他人と比較したり優越感を得るために、欲望に任せて支出を増やすこと。

これをやりだすと欲望は暴走し、いつまでたっても幸福度は上がりませんし、資産も増えません。

 

さらにこれらの一連のスキルが身につき、自分の資産をコントロールしているという感覚になると、「3年で○億円を達成する投資術」などという情報にも惑わされなくなります。

 

なぜなら自分の資産を管理できている自信があれば、それ以上余分なことをする必要がないと思えるようになるからです。

 

この自分で資産を管理できるというスキルは間違いなく「目に見えない富」です。

 

さらに仕事についても同様のことが言えます。

仕事をやりはじめたばかりのころは当然スキルがないため、上司の指示のもと仕事をしていく必要があります。

優秀な上司のもとで仕事ができると良いですが、無能な上司がついた場合は大変ですね。

ストレスMAXです。

 

一方仕事のスキルがついてくるとある程度のことは自分で決められるようになります。

  • 仕事の進めかた
  • 業務時間の管理
  • 仕事の配分 などなど

こうなると比較的仕事のストレスは少なく成ります。

自分でコントロールできる状態になると人はストレスが軽減されるようです。

 

さらに仕事のスキルがついてくると、たとえ仕事で嫌なことがあり辞めてしまったとしても、転職先なんてすぐに見つかるだろうという自信がついてきます。

そうなると、怖いものも無くなってくるように思います。

 

こう考えると仕事のスキルというのも「目に見えない富」と言えますね。

 

「目に見えない富」が蓄積されてくると、自分で人生をコントロールできるという自信が湧いてくるように思います。

 

仕事で大変なことがあると、「何で自分だけが」と思うこともありますが、「俺は目に見えない富を蓄えてるんだ」と思えると少しは気が楽になるかもしれませんね。

 

というわけで資産の額だけに一喜一憂するのとは少しだけ距離を取り、「目に見えない富」を拡大することに重点をおけば人生の幸福度はUPするのではないかと思います。

 

そしてそうすることで結果的に目に見える富も増えていくのかもしれません。

 

じゃ。

 

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投資の利益でスパリゾートハワイアンズを堪能。現在と未来の幸福のちょうど良いバランスを。

投資で得た利益を使って家族でスパリゾートハワイアンズにいってまいりました。

 

投資で利益が出ると「普通はそれを再投資して、さらに大きな金額へと増やしていく」というのが投資界の常識です。

複利の効果ってやつですね。

 

今回投資界の常識を打ち破って投資の利益を使うという暴挙に至った発端は以下の記事に書いたように、投資に全く興味がない嫁さんに投資の素晴らしさをリアルに実感してもらおうとしたことです。

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ちょうど1年前の記事ですが、このころは株価が右肩上がりに上昇し、イケイケ感が伝わってきます。

 

もともと100万円を投資して10万円の利益が出たら自分の好きなことに使うという企画でしたが、4ヶ月ぐらいで10万円の利益を達成できました。

 

10万円は利益になった時点で利確し、その後何に使おうかと迷っていましたが、家族みんなが楽しめるものということで、福島にあるスパリゾートハワイアンズに行くことにしました。

ウォータースライダー付きの大きなプールや水着で入れる温泉などがあり、大人も子供も楽しめる施設です。

 

そう言えば大学生の時にも当時の彼女と行ったことがあり、楽しかった記憶があります。

もうかれこれ20年ぶりのことでしたが、なんとなく施設全体としては当時と変わりなく、「なつかしいなぁ」といった感じでした。

 

今や当時の彼女は母親となり、2人の子供を連れて4人で常磐ハワイアンセンターへ。

感慨深いものがありました。

 

息子と共にケツが擦り切れるぐらいウォータースライダーで遊び(遊ばされ)、水着で入れる温泉に浸かり、ビールを堪能した後は、映画「フラガール」で知ったフラダンスショーを見に行きました。

 

ハワイアンズのフラダンスは、1966年に開業した常磐ハワイアンセンターから続いており歴史を感じますね。

ちなみにハワイアンズに行く前にテンションを上げるために、再度「フラガール」を見て感動しておきました^^

 

ハワイアンズのフラダンスショーです↓

フラダンスのゆったりとした一般的なイメージとのギャップにやられます。

www.youtube.com

フラガールを見ていると「この人たちコロナ禍で大変だっただろうな」と思い、より一層感動してきました(ちょうどコロナが一時的に収まっていた時でした)。

 

というわけで、投資の利益を使ってスパリゾートハワイアンズをたっぷりと堪能してきました。

 

 

今年の4月から投資を始めた小学4年生の息子には、投資の利益10万円を使って旅行に行くということを伝えていたため、

「パパはすごいね。僕の投資はマイナスなのにパパは10万円も利益が出せるんだね。それでこんな楽しいことができるんだから。」

と子供ながらに何かを感じたようです。

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投資と隣り合わせで成長していくことで、きっと良い投資家に育ってくれることでしょう。

 

 

さて、冒頭に書いたように投資の利益は再投資するというのが資産を増やすための王道ですが、今回の経験を通して少しは自分や家族のためにも使うのも良いことだなと思うようになりました。

 

投資は未来の生活を豊かにするためにするものですが、それによって現状の安心を作り出しているという考え方も出来ます。

あまりに投資にのめり込んでしまうと、今の生活を犠牲にしてまで生活を切りつめて投資を行い、結局幸せになったんだか不幸になっているんだか分からないことになりかねません。

 

特に家族がいる場合は意見が一致しないと家族全体が不幸になるなんてこともありそうです。

 

今回の100万円を投資して利益になったら使っちゃおう企画は終わりにしましたが、今後は株式投資でもらえる配当金に目をつけています↓

配当金の推移

もちろん全部は使うつもりはありませんが、年間10万円×2回程度であれば全然OKかと。

それでプライスレスな思い出ができるなら。

 

これだと

  • 投資をすることで利益が増える→利益を使って家族もハッピーになる→さらに投資を続ける→投資を続けることでどんどん利益が大きくなる→・・・

という好循環が生まれます(きっと)。

 

ということで今後も将来の安心と今の生活の幸福度のバランスをとりながら投資を続けていこうかと思います。

 

じゃ。

 

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住宅ローンの固定金利が上昇。変動金利も上昇するのか?今後の対処を考える

急速な円安が進み1ドル140円突破が見えてきました。

その影響もあってかAppleは値上げを発表、

  • iPhone13 Pro Max;16万5528円→19万7230円

と3万円も値上げとなりました。

次のiPhoneでは20万円超の噂も。。

 

世界的な供給不足、海外の賃金上昇によるインフレなどが重なり日本でも前年比2%程度のインフレとなっています。

 

そもそも海外は急激に進むインフレを抑制するため金利を上げている中、日本はマイナス金利を維持している関係で、金利差からさらなる円安圧力が続いている状況です。

www.bloomberg.co.jp

ここまでインフレ、円安が進んでくると市場が望むように日銀の政策金利も上昇に転じる可能性も見えてきました。

政策金利が上昇すると個人の家計として気になるのはダイレクトに影響がある住宅ローンではないでしょうか?

 

住宅ローンは長い間超低金利が続いていたことから約70%の人たちが変動金利で借りていると言われています。

私もマンションを10年ほど前に購入し、頭金無しの35年フルローンで借りています。

まだまだ超低金利が続くと思っていましたが、さすがにそろそろ動きそうな気配が出てきましたね。

 

住宅ローンには固定金利と変動金利があり、ここで両者を簡単にまとめます。

【固定金利

10年国債利回り長期金利に連動。基本的には日銀はコントロールしない。金利上昇のリスクを受けづらい。リスクを受けない分、金利は変動金利より高く設定されている。

【変動金利

日銀が決定する政策金利である短期金利に連動。金利上昇の影響のリスクをもろに受ける。金利は固定金利より低く設定されている。

 

固定金利と変動金利の推移を掲載します。

金利の推移※フラット35HPより引用

これを見ると赤色の変動金利は一定ですが、青色の固定金利は上昇を始めました。

変動金利が近々に上昇するとは考えづらいですが、このままず〜っとゼロ金利を続けるとも思えません。

 

ならば、せめて心の準備だけはしておきたいところ。

もし金利が上昇し利払いが許容できる範囲を超えるようであれば、繰上げ返済も考えたいところです。

 

我が家の住宅ローンの残債をざっくり3000万円、返済残り30年として金利が1%、2%、3%と上昇した場合を考えてみます。

金利0.5%が変動金利の現状として、それぞれの金利(1%〜3%)でどれぐらい利払いが増えるのか計算してみました↓(単位;万円)

金利 0.5% 1% 2% 3%
支払い総額 3,231 3,474 3,992 4,553
金利0.5%との支払い差   243 761 1,322

これを見ると1%の金利であれば30年で240万円利払いが増えるだけなので、大したことありませんね。

1%程度だと繰上げ返済せずに、投資に資金を回していた方がよさそうです。

ただ2%以上となるとそこそこ利払い金額も大きくなってくるので、繰上げ返済も考えた方がいいかもしれません。

3%だと1000万円以上も利払いが多くなるという結果でした。

 

とは言え2016年以降日本の政策金利は−0.1%とマイナス金利です↓

日本の政策金利の推移

ゼロ金利を導入した2013年以降、もう10年近くも0%以下の金利が続いています。

 

仮に金利を上昇するにしても米国のように一気に0.5%上昇なんてことは無く、数年かけて徐々に上昇といった感じでしょう。

米国と違ってほとんど賃金も上昇していない日本の状況を考えるとそれが現実的です。

 

また日本は今後人口が減少するため、需要減によるデフレ圧力がかかるという構造的な問題もあります。

そのためインフレとはなりにくい状況が今後も予測され、なかなか1%以上の利上げというのも考えにくいのが現状です。

 

時に「変動金利が急上昇しローン破綻など」の記事を目にすることがありますが、今後の状況と自身の負債の状況を確認しておくと、そう不安になることでもないかなと思っています。

 

個人的には、現実的な対処として「変動金利が1%以上になったら繰上げ返済を考える」という戦略を描けばいいかなと。

 

私には変動金利は上昇しないという以下の記事が現実的な気がしています。

mogecheck.jp

 

じゃ。

 

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配当金が過去最高を突破。配当金にかかる税金を笑顔で乗り切る方法

先月6月は配当月であったため、私が投資している銘柄からも多くの配当金をいただきました。

 

資産は3ヶ月ごとにチェックしており、2022/4〜6にいただいた配当金(税引き後)は以下の通りでした。

銘柄 投資対象 配当金
VTI 米国株 $399.88
VEA 先進国株 $177.66
VWO 新興国 $53.35
QQQ ハイテク $29.26
HDV 高配当株 $28.61
VYM 高配当株 $38.33
SPYD 高配当株 $47.36
VIG 連続増配株 $21.44
AGG 債券 $37.59
AAPL 個別株 $5.46
MSFT 個別株 $8.02
合計   $846.96

合計で$846.96、1ドル134円換算とすると113,492円の配当金をいただきました。

配当金トップは投資金額が一番大きいVTIでした。

 

投資金額はまだ小さいもののハイテク株に多くの比率で投資するQQQも意外と配当金が多いのは驚きです。

何となくイメージとしてはハイテクなどの高成長企業よりは、コカコーラなどの成熟安定企業が多く配当を出すイメージがあります。

 

これまでいただいた配当金をグラフで表示すると以下のような感じです。

配当金の推移

上記のグラフは円評価額をもとに記載していますが、円安の効果もあり2022/4〜6が過去最高となりました。

 

またこの結果をみると、毎月追加で積立投資をしていることもあってか前3ヶ月よりも着実に配当金が多くなっていっているのが分かります。

 

投資資産全体の評価額としては、相場環境に合わせて激しくアップダウンしますが、配当金だけは順調に右肩上がりに増えていっています。

 

1つ目の節目となる3ヶ月で10万円の配当金を突破したので、次は1ヶ月で10万円の配当金をもらうことが目標です。

長期投資の出口戦略が見えづらい中、配当金の金額アップを目標にするのはモチベーションの維持につながりやすいと思います。

 

個人的には何となく投資している銘柄を利確して現金を引き出すのは気が引けると思っていますが、配当金だったら使ってもいいかなと思ったりします。

 

とは言えまだまだ資産形成途中段階であるので、いただいた配当金は再投資に使っています。

今回購入したのは以下の銘柄です。

  • VYMを2株
  • SPYDを3株
  • VIGを3株

昨今の下落相場では追加投資に戸惑いが生じてしまう中、いただいた配当金であればストレスフリーで投資ができるというのも配当金のいいところです。

 

 

 

さて続いては、翻って配当金の悪の側面を見てみましょう。

私がいただいた配当金は税引き後で約$846でした。

配当金への税金は米国様に20%、その後さらに日本様に10%支払う必要があります。

よって以下で支払った税金を計算してみます。

  • $846=税引き前配当金×80%(米国)×90%(日本)
  • ⇔税引き前配当金=$1,175
  • 支払った税金=$1,175-$846=$329

支払った税金は$329、日本円にして47,000円ぐらいの税金を払っています。

配当金を出さなければこの税金分も企業として事業投資や企業価値向上にお金が使われ、株価上昇という形で投資家に還元されます。

はっきりいってしまえば投資評価額の上昇だけを考えると、配当金は無駄です。

 

とは言え私が投資しているETFという投資商品の性質上、配当金(分配金)を出さざるを得ないのでどうしようもないところです。

 

どうしようもないことをプラスに考えられるよう脳内変換するために、最近は「配当金による税金は世の中への寄付」ととらえて笑顔で受け止める戦略に変えました。

 

そうするとどうでしょう?

投資をすればするほど配当金は増え、世の中への寄付も増える。

瞬時にWin-Winの関係の成立です。

  • もしかしたら私が払った税金は、世界の貧しい子供たちのために使われるかもしれません
  • もしかしたら子供たちの教育に使われるかもしれません
  • もしかしたら人々を救う医療のために使われるかもしれません
  • もしかしたら・・・

 

「今回は投資をすることで、47,000円ものお金を世の中に寄付することができました。」

そう書くと、実際何だかリッチな気分になりますね。

これからも笑顔で寄付を続けていきます。

 

じゃ。

 

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円安により対ドルで135円突破。資産の通貨分散の必要性を考える。

ドル円が135円を突破し、1998年以来24年ぶりの円安水準になっています。

ニュースでもいろいろなものの値上げが続いていると報道されているように、私たちの生活レベルでも円安の影響が感じられるレベルにまでなってきました。

 

今回の円安の理由は以下の記事に書いたように、アメリカで進んだインフレを抑えるために実施されている利上げのためです。

www.kuwanyanblog.com

アメリカやEUなどで行われている利上げとは対照的に日本ではまだ利上げを行う姿勢はないようです。

www.nikkei.com

6/24に発表された日本のインフレの指標となる消費者物価指数は前年同月比2.1%上昇と、アメリカの8.6%と比べればまだまだ大したことはありません。

ただアメリカの場合はインフレ率がすごいと言っても給料は上がっているので日本の状況とはちょっと違います。

 

確かに日本の今のインフレ現状を考えるとまだ利上げは先かなといった感じですね。

そういう状況を市場は敏感に察知し、円キャリートレードなども活発になってきているようで、円安が進んでいます。

ドル円チャート※Trading View

今年の初めが115円ぐらいだったので、ここ半年で20円も円安が進んだことになります。

これによって円資産は相対的に約17%も価値が下がったことになります。

 

日本人は欧米に比べてリスクを避ける傾向があると言われており、家計の内訳をみると半分以上が現金・預金となっています(以下)。

日本銀行調査統計局(2021年8月20日

確かに銀行に預けておくことで、わずかな金利によって増えることを期待することはないにしても、少なくとも減ることはないため安心感はあります。

 

でも昨今の円安によって、日本人の金融資産は対ドル評価では確実に減っています。

先ほど掲載した図の金融資産からどれぐらい日本の金融資産が影響を受けたかざっくり計算してみます(現金・預金部分のみ)。

  • 1,946兆円×54.3%(現金・預金)×-17%(円安)≒-180兆円

180兆円も資産が吹っ飛んだとなると、リスクを避けて現金・預金にしているはずが、逆にリスクになっているとも言えますね。

 

一見円安になったからと言っても預金残高自体は変わらないため影響がないようにも思えますが、グローバル化した今の世の中では輸入品の高騰などによってすぐに影響が出てきます。

 

これだけグローバル化した世の中では、やはり一つの通貨だけに資産を集中するというのはリスクになると思います。

 

そこで考えられるのが、自分の資産の通貨分散です。

日本人であれば円以外の通貨を持つということです。

 

円以外の通貨を持つとなると外貨預金などが思い浮かびますが、一番手っ取り早いのは海外資産に投資する投資信託を持つことです。

例えば、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に投資をすると、以下のような通貨配分で資産を持つことになります。

※目論見書より引用

これだと投資信託に投資するだけで資産の通貨分散もできたことになるので、難しいことを考える必要もなく楽にできますね。

 

個人的にはもともと将来的に円安になると予測はしていたので、資産の通貨分散を進めていました。

ただ、まだまだ道半ばといったところで、今は大体資産の半々ぐらいで円と外貨を持っています。

円についてはこれから先まだまだ給料として受け取るので、個人的にはほとんど外貨資産に変えてしまっても良いかなと思っています。

 

またもう少し投資資金が大きくなれば、FXでレバレッジ1倍で通貨分散をしても面白いかなとも思ってます。

いずれにせよグローバル化した世の中で全てを円で持つというのは、「全ての資産を円に投資した」ことと同じです。

投資という観点から見た場合「分散」というのがリスクを抑える基本であることを考えると、通貨の分散も重要かなと思います。

 

じゃ。

 

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投機と投資の違い。長期投資は社会への還元と考えると継続しやすい

投機と投資という言葉がありますが違いは分かりますか?

Googleで「投機と投資」で検索すると、一番初めに出てきた言葉の定義は以下の通りでした。

  • 投資;何らかのリスクを取って経済的な生産活動に資本を提供する行為
  • 投機;お互いの見通しのちがいに賭けるゼロサム・ゲーム的なリスクを取ること

もう少しわかりやすい表現だと、投機は機(タイミング)を見て売り買いを繰り返すという感じでしょうか。

 

投資は株式やインデックスへの積み立て投資などが該当し、投機はFXやオプション取引株式投資デイトレードなどの短期売買などです。

 

じゃあどっちがいいのか?

投資の第一の目的は「お金を儲けること」だと思うので、投資だろうが投機だろうがどっちでもいいと考えています。

 

でも投資をしていて「心地いい」と感じるのはハラハラどきどきの投機より、投資の方が良いかと思ってます。

 

昨今の下落相場において本来の投資の意味について再度考えてみます。

冒頭に書いたように、投資というのは「経済的な生産活動に資本を提供する行為」であるため、投資をすることによって間接的に自分の資本を提供し、会社の一部を所有していることになります。

保有するのは会社のごく一部ですが、拡大解釈するとオーナーってことになります。

 

会社のオーナーであれば気になるのは刻々と変わる自分の会社の株式価値よりも、売上や利益であったり、将来的な会社の発展などの方に関心があるはずです。

オーナー(長期投資家)であれば、短期的な株価に一喜一憂するというところに意味はないのが分かります。

株価が下落する中で長期投資家(オーナー)にできることは追加で資本を投下し、応援することぐらいでしょうか。

 

過去のデータを見ても経済が多少傾こうと世界全体で見れば経済のパイ(GDP)は右肩上がりに拡大し続けていくのが分かります。

世界の人口が増え続ける以上、この傾向は続くでしょう。

 

世界全体の富が将来にわたって拡大していくのであれば、今のこの株価が下落するタイミングでも迷うことなく自分の資本を株式市場に投下し続けるという行為は間違っていないと思います。

世界全体にまるっと投資してしまうインデックスであれば、なおさらです。

 

これらの理由から、私はお金を儲ける手段として投機ではなく投資の方を選んでいます。

 

また投資するお金があるというのは、生活費以上に余分なお金があるということで、とてもありがたいことです。

この余ったお金を自分だけのものとして貯金して置いておくというのも勿体無いので、私は社会への還元だと思って投資をしています。

 

投資で儲けて早期にリタイアしたいとか、何かを買いたいという気持ちも特に今の段階ではありません。

ただただ社会への還元だと思って、余った余剰資金はほとんど投資しています。

自分で稼いだお金が世の中の役に立つと思えば、気持ちよく投資ができます。

 

投資で利益が出るのを見ているのも当然嬉しいですが、株価が下落している際でも社会への還元、社会への寄付だと思えば気楽に投資を継続することができると思っています。

もちろん投資の第一目的が「お金を儲けること」である以上、最終的には利益になることを期待していますが。

 

というわけでこの下落局面でも引き続き投資家でありたいと思います。

 

じゃ。

 

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グローバルから反グローバルへ。世界経済の大きな流れをつかむ

昨今はカップラーメンの値段が上がったり、ユニクロのフリースの値上げが発表されたり世界的にインフレが進み問題になっています。

 

このインフレは以下の記事に書いたように世界的な金余りとコロナによる供給力の低下、ウクライナ問題などが原因で起きています。

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でもそもそもはグローバル化が進む中で世界的にはデフレ傾向でした。

日本では1990年代のバブル崩壊以降、デフレが当たり前でなかなかインフレには馴染みがありません。

今回の記事は2000年以降急速に拡大したグローバル化と、そこから生まれる弊害から保護主義と言われる反グローバル化へと変化していった現状を世界経済を俯瞰的に見るためにまとめます。

2000年以降急速に進んだグローバル化

グローバル化というのは世界が一つにつながっていくということです。

グローバル化すると人・モノの移動が自由になり、関税を下げることで自由貿易が拡大します。

 

先進国は人件費が高く、国内でモノを造ると高くなってしまうので、人件費の安い途上国に工場などを移し、現地で生産するようになります。

それによって安く製品を造り、自国には安いモノを輸入できるようになります。

 

世界のグローバル化は1991年のソビエトの崩壊やEUによるヨーロッパ統一などにより拡がってきました。

決定的だったのは2001年に中国がWTO世界貿易機関)へ加盟したことでした。

これは当時アメリカのブッシュ大統領の元で進められ、閉塞的だった中国に対して市場の自由化を促すためでした。

 

これによって中国は世界の工場と言われるぐらい世界中から企業が集まり、GDPは飛躍的に上昇し、今や世界第2位の経済大国となりました。

以下の中国のGDPを見ると2001年以降飛躍的に伸びているのが分かります。

中国のGDP※世界経済のネタ帳より引用

もちろんグローバル化にともない先進国にも先ほど書いたように安く製品を造れるというメリットがあります。

 

アメリカの物価の推移を見ると2000年以降インフレ率が下落傾向であるのが分かります。

米国のCPI前年比インフレ率※経済産業研究所より引用

世界は反グローバル化

人・モノの移動が自由になり世界の貿易額を飛躍的に増やしたグローバル化ですが、弊害もあります。

代表的な例として以下のようなものがあります。

  • 格差の拡大
  • 移民問題
  • 産業の空洞化と技術流出

グローバル化によって大きな恩恵を受けるのは工場などが造られる発展途上国です。

以下のグラフのように発展途上国と先進国ではここ20年で工業生産量に大きな格差が生まれました。

工業生産量の推移※引用反グローバリズムについて

先進国の工業生産量がほとんど伸びていないのに対して、新興アジア諸国は20年で4.5倍にまで増えているのが分かります。

 

また最近、所得格差という言葉をよく聞くかと思いますが以下のグラフを見るとその状況がよく分かります。

所得の増加率※引用反グローバリズムについて

このグラフを見ると、結局グローバル化によって利益を得ているのは新興国と上位1%のスーパーリッチたちだというのが分かります。

 

中間層は所得が増えていないので、ほとんどの人にとってはインフレが抑えられている程度の恩恵だけだということですね。

デメリットとしては賃金が増えない、仕事は途上国や移民に取られるなどなど。

企業としてはグローバル化した以上、途上国で生産しないと価格競争に負けてしまうため、そうせざるを得ません。

 

またもう一つ大きな問題として、自国ではなく途上国に工場を建てて現地生産することで起きる産業の空洞化と技術の流出があります。

iPhoneも高性能なPCも全て他国で生産することで高度な技術はダダ漏れ状態。

 

これらの状況に危機感を持ったのがトランプ氏でした。

実際中国のWTO加盟の際には自由貿易を期待したアメリカですが、そうはならなかったと批判しています。

www.nikkei.com

最近はEUでもイギリスのEU離脱などが起きており、世界的には反グローバルの流れとなってきました。

 

ところで誰がこのグローバル化を求めたんでしょうね。

大きく利益を得た人たちでしょうか。

 

いずれにしてもこれからは長く続いたグローバル化の流れから保護主義と言われる反グローバルへと緩やかに進んでいきそうです。

そうなると基本的にはインフレ方向ですね。

日本もそろそろインフレ社会に突入していくかもしれません。

 

じゃ。

 

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