私が行っているETFや個別株への投資結果(市場全体インデックス、成長株投資、高配当株投資)や受け取った配当金の状況を発表します。
■2021年4月の投資結果
全体の資産の推移です。
棒グラフが積立金額で、折れ線グラフが配当込みの評価額です。
ポートフォリオは次の通りです。
ほとんどがETFでGAFAMだけが個別株のポートフォリオとなっています。
先月も順調に資産は増えて、ポートフォリオ全体では+34.2%となりました。
年率に換算すると大体平均12%ぐらいで資産が増え続けていることになります。
先月の配当金は以下の二つのETFからいただきました。
VTI(米国株式);約30,000円
HDV(米国高配当株);約3,800円
合計約33,800円といったところです。
米国の高配当株へ追加で投資しようと思います。
今年は20万円ぐらいは配当金だけでもらえそうな資産額となりました。
また先月特に結果が良かったのは成長株投資の一部として投資しているGAFAMの成績です。
先月末にGAFAMの四半期決算が発表され、各社いい決算内容でした。
■GAFAMの決算内容
以下に簡単にGAFAMの決算結果を簡潔にまとめます。
Googleの決算内容
売上高;約6兆円、前年同期比+34%
利益;約1.9兆円、前年同期比+60%
YouTubeとクラウドサービスが40%以上伸びたことと、昨年のこの時期はコロナ禍によりインターネットの広告収入が大きく落ち込んでおり、その反動から大幅上昇となりました。
YouTubeはすでに世界中で利用さている大人気メディアの一つですが、今年一年でさらに40%以上も成長するというのがすごいですね。
Appleの決算内容
売上高;約9.7兆円、前年同期比+50%
利益;約2.5兆円、前年同期比+110%
昨年末に5G対応のiPhone12を発売しており、これが買い替えのサイクルと一致したことから世界中で売れに売れました。
またHUAWEIの販売が世界的に落ち込んでいることもiPhoneの売れ行きがよくなった原因になっています。
さらにAppleはintel製のチップから独自に開発した高性能のM1チップを採用するようになり、利益率上昇に貢献できているのでしょう。
今年はAppleカーがいよいよ登場するかもしれないと噂されており、今後が楽しみですね。
Facebookの決算内容
売上高;約2.8兆円、前年同期比+48%
利益;約1兆円、前年同期比+98%
今までと同様に広告事業が好調で、広告の平均単価が大幅に上昇したこととアクティブユーザー数が10%程度増加したことが原因です。
全世界で約28億人も利用しているので今後も安定した広告収入が見込めそうですね。
Amazonの決算内容
売上高;約11兆円、前年同期比+43%
利益;約0.9兆円、前年同期比+224%
コロナ禍の巣ごもり需要によりネット通販の売り上げが40%以上伸びたことと、クラウドサービスのAWSの伸びが素晴らしいです。
AWSはもともとAmazonの在庫管理に使用していたシステムを対外的にサービスとして展開したもので、数年前まではまだまだ利益への貢献度が小さかったですが、今やかなりの稼ぎ頭になってきています。
AIの性能を上げていくには膨大なデータが必要になりますが、Amazonは取扱商品数が莫大なため、AWSはAIの性能がよく安価で提供されていることから人気が出ています。
特にこれからAI化が進む中、さらに利益が増えていくことが期待される分野ですね。
Microsoftの決算内容
売上高;約4.5兆円、前年同期比+19%
利益;約1.7兆円、前年同期比+44%
Microsoftは以前はOSとOfficeの販売で設けていましたが、今はSaaS(Software as a Service)により利益が上がってきました。
最近は特にMicrosoftが提供するクラウドサービス(Azure)が好調で、昨年に比べて50%も伸びています。
Teamsも一年前は使ったことがありませんでしたが、今は私の職場でも当たり前になり、毎日Teamsで会議をするようになりました。
コロナ禍により急速に世の中のデジタル化が推進され、GAFAMの利益が大幅に増えています。
また利益率を見るとサービスをメインに取り扱っているGoogle、Facebook、Microsoftの利益率が半端なく高いのが分かります。
私がGAFAMに投資したのはすでに割高と言われていた昨年の9月ですが、一年足らずで20%程度も利益が出ています。
個人的にはまだまだ利益が伸びていくものと思っているので、これからも楽しみに業績をみていこうと思います。
■まとめ
先月の投資結果としてはポートフォリオ全体で評価額が上昇し、順調に含み益は伸びてきております。
今後はコロナが収束に向かうのか、はたまたまだまだ続くのか、不透明な状況が続きますが、投資の方は何も考えず淡々と続けていこうと思います 。