「人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方」のレビューを書きたいと思います。
■幕末の状況がさっくりとわかる内容
この本を読んだのは、私が好きな本田晃一さんがセミナー動画の中で「ひすいこたろうさん」という作家を紹介していて、ちょっと気になったのでAmazonで調べて面白そうだったので購入しました。
タイトルが「人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方」というなんとも興味をそそられます。
そして内容は私が好きな幕末もの。
最近はだいぶご無沙汰してましたが。
レビューをみると「感動しました」とか「涙なしには読めない」とか「子供にも読ませたい」など期待を膨らませる内容が多く、評価も高かったのでワクワクしながら読みました。
内容は簡単に書くと、五人のサムライ
をもとに幕末を舞台にどのようにして彼ら・彼女らの「こころざし」が受け継がれ、倒幕へと向かったのかというような内容です。
実際にはサムライではない人も含まれますが、筆者はサムライの語源が「さぶらふ」、「さぶらふ」とは「大切なものを守る」という意味でこの五人を選んでいます。
司馬遼太郎の「龍馬がゆく」や「翔ぶが如く」、「燃えよ剣」などを読みあさっていた私としては、大体の内容は知っていました。
でもひすいさんの文章の書き方が軽快で、なおかつ長い長い小説をうとうとして読むよりさっくりと読めるので、幕末の全体像を手早く理解できました。
どれぐらい文章が軽快かと言うと、例えば吉田松陰を「ショーイン・ヨシダ」と書いてしまう軽快さ。
最後まであっという間に読んでしまえます。
先ほども書いたように野村望東尼以外は知っていたので、内容はふむふむというおさらいといった感じ。
幕末の熱さも知っていたので、みんながAmazonのレビューで書いていたような「涙なしには」読めないというほどではなく、ちょっと感動したぐらいでした。
途中までは。。
■最後の最後で魂を揺さぶられた
今日の朝4時半に目覚めてしまったので、ベットの中で最後の坂本龍馬のくだりを読みました。
やっぱり龍馬ってすごいよねって改めて感心しました。
そして最後にひすいさんから龍馬に向けて「Dear 龍馬」と題して手紙を書くシーンでのこと。
まさかの嗚咽しながらの号泣。
完全に不意打ちでした。
早朝5時、ベットの中での号泣。
久しぶりに魂が揺さぶられました。
確かに感じました。
私の中にある清々しい大和魂
5人のサムライのように大それたことはできないけど、サラリーマンとして社会のために頑張ろうと改めて思いました。
私の中に確かにある清々しい大和魂を密かに燃やしながら。
■まとめ
「人生最後の日に ガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方」は思いのほか感動させられました。
Amazonのレビューにもあったように、私の中でも「子供にもいつかは読ませたい本リスト」入りしました。
サラリーマンでも一所懸命に頑張れば、「ガッツポーズして死ねる」ほど満足するのではと思います。
最後にひすいさんが好きな龍馬の言葉を紹介します。
「なんの浮世は三文五厘よ。ぶん、と屁の鳴るほどにやってみよ」
(たかが人生、びびらずに、ブンと屁の出るほど思いきり生きてみろよ)
さて明日もがんばろうっと!
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