投資を始めると、投資金額を大きくすることが有利なことから、どうしても「倹約・節約」という言葉に行きつきます。
でも 「倹約・節約」と聞くとなんだか貧乏くさいイメージがつきまといます。
しかし、そんなあなたに朗報です。
なんと「倹約家は、地球を救う?」というウワサが聞こえてきました。
今回はそんなおはなしです。
■年齢を重ねると欲しいモノはだいたい手に入る
30代も後半にまでさしかかると、欲しいモノはだいたい手に入ってきます。
モノを大切にする限り、そんなに買い換える必要もなく、自分にとって必要なモノは年齢とともにそろってくるからです。
服も靴もカバンも財布も時計も車も家も・・・
どこまで高価なモノが欲しいかは人それぞれ違いますが、私の場合はちょっと良いモノであれば満足するので、その程度のモノであれば歳を重ねるにつれてだんだんと手に入ってきます。
そして気がつくと「欲しいモノ、特にないなぁ」という状態になってきました。
欲しいモノが無くなってくると「そもそもなんでお金貯めてんだっけ?」と思ったりもします。
「欲しいモノがないなぁ」だと、なんだかネガティブなので、「必要なものは全部ある^^」と考えればいいじゃんと思っているところでした。
■倹約家は地球を救う
そんな謎にポジティブシンキングをする中、「お金か人生か」という本を読んでいると「倹約家は地球を救う」というフレーズが目に飛び込んできました。
以下、「お金か人生か」からの引用です。
節約し、地球も救う?
・・・
お金は地球の先取特権です。何かを手に入れるのにお金を使うたびに、そのモノを構成する金属やプラスチック、木材などの原料を消費しているだけでなく、それらを地球から掘り出し、製造業者まで運び、加工し、組み立て、小売店まで搬送し、お店から家に届けるために必要な資源も使っていることになります。そうした経済活動と費用のすべてが、例えば新しいコンピュータの価格に反映されているのです。
・・・
倹約こそが、私たちにも地球にもフレンドリーなライフスタイルなのです。
倹約こそが、私たちにも地球にもフレンドリーなライフスタイル・・・
「必要なものは全部持っている^^」どころではなく、その上です。
そして超ポジティブ。
この本では、「節約・倹約」=「貧乏くさい・ケチ」というイメージから、「地球を救う」正義の味方という次元まで昇華してくださいました。
- 週末丁寧に靴を磨く行為も
- スーツにブラッシングする行為も
- 時計を磨いてあげる行為も
- 財布をケツポケに入れず丁寧に使うのも
- 中古の車に8年間乗り続けるのも
- 無駄なモノを買わないのも
すべてが「地球を救う」行為らしいことが分かりました。
節約するだけで地球を救うなんて、なんか嬉しくなりますね。
でも実際、
- 無駄な服を買うのをやめる
- 最新のスマホや家電製品を追い求めるのをやめる
- 食べ物を無駄にしない・・・
という行為を繰り返せば、原料となる地球の資源や製造・運搬にかかるエネルギーの節約につながります。
またこれらにかかる環境への負荷も少なくなり、倹約が「地球を救う」というのもあながち大袈裟な表現ではないことが分かります。
自己犠牲的に節約をする必要はないと思うし、自分の価値観に沿った支出は大切にしたいところですが、明らかに無駄だと感じる支出は無くしたいですね。
その瞬間、あなたも「地球を救う」正義の味方へと早変わりです。
じゃ。
私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用