インデックスファンドへの積立投資を2018年6月からはじめ、ちょうど3年がたちました。
今回の記事では3年間積立投資を継続して感じることをまとめたいと思います。
■積立投資に至るまで
別の記事で書きましたが、私は入社した時に何も考えずはじめた自社株買いから投資をスタートしました。
その後、投資についていろいろと勉強し日本の個別株への投資を開始し、比較的すぐにFXへの投資を開始しました。
FXへの投資は結構本格的行い、毎日1時間程度はトレードの仕方を勉強し、毎朝30分程度はドル/円や豪ドル/円、ユーロ/ドル・・・など10以上の通貨ペアをチェック・投資を行い、数日間で利益を稼ぐスイングトレードというものにハマっていました。
やったことがある人は分かるかと思いますが、FXは結構疲れるんですよね。
仕事中も相場がどうしても気になっちゃうし。
それでいて私の場合は年率よくて10%程度。
株式投資の平均利益率が5%程度というのに比べると高い気がしますが、毎年10%利益を出すのは至難の技です。
トレード技術・資金管理能力・メンタル、そしてセンスがないと安定的に利益を出すのは難しい世界だと痛感しました。
■インデックス投資を3年間継続して感じること
インデックスの積立投資については10年ほど前に1度行なったことがあります。
でもなかなか利益が増えないことや面白さがわからず、1年程度でやめてしまいました。
そのころは「自分でやったほうが利益が出せるわ」という謎の自信がありました。
謎の自信を元にFXで激しく打ちのめされた結果、2018年に再度「インデックスの積立投資」の門戸を叩いた次第です。
そしてめでたくなんとか3年間インデックスの積立投資を継続することができ、良かったなぁと感じることを3つあげてみます。
- インデックス投資は簡単
- なかなかの利益率
- プラスサムのありがたさを感じる
■インデックス投資は簡単
インデックス投資をやって感じることの1つ目は、とても簡単だということです。
FXをやってたころは先ほども書いたように、毎日勉強し、最低でも毎日30分はトレードにあてていました。
インデックスの積立投資はというと、毎日やることはゼロ。
そして相場も気にならないため、ほとんど見ることはありません。
もちろんチャート分析をすることもありません。
やることは月末に評価額をチェックするぐらいです。
ブログに上げなければ、おそらくそれすらやる必要がありません。
また個別株投資のように業績を気にしたり、ポートフォリオに悩んだりすることもなし。
結論、至極簡単だということ。
■なかなかの利益率
そして利益率はというと、結構良い。
次のグラフが3年間投資した結果(グラフは2018年9月以降)です。
3年間投資して、41%の利益、年間では13%ぐらいです。
インデックス積立投資で何もしないほうが、FXの利益率より良かったということです。。。
できすぎ君です。
平均回帰というのを考えると、この先5%〜7%程度に落ち着いてくるでしょうが、やっていることを考えるとこれ以上の利益は求めません。
そこそこで十分です。
■プラスサムのありがたさを感じる
最後はプラスサムのありがたさです。
FXは相場に参加している人のお金を奪い合う投資方法なので、ゼロサムゲームと言われます。
実際にはFX会社に手数料を払うため、マイナスサムゲームです。
対して株式投資は、株式自体の価値が上がっていくため、プラスサムゲームと言われます。
S&P500のチャートをみてみましょう。
私が投資した2018年6月以降は2回の大きな下落(2019年と2020年)がありましたが、暴落時でもFXで感じたヒヤヒヤ感(というか頭が真っ白になる感覚)はありませんでした。
それ以外は基本的には右肩上がり。
これがプラスサムゲームの効果です。
ただプラスサムゲームに持っていくためには条件があります。
それは長期で投資すること。
株式でも短期売買であれば、ゼロサムゲームです。
なのでこれからもプラスサムゲームに乗っかるために、インデックスの積立投資を続けて参ります。
■まとめ
インデックスの積立投資を3年間継続して感じることをまとめました。
継続するためのコツは、「バカになる」ということです。
これからも頭を空っぽに続けていきます。
じゃ。