今月で40歳になりました。
アラフォーではなく、ジャスト40です。
「とうとう」と思ったり、「やっと」と思ったり。
でもなぜか最近は歳をとることにネガティブな感情はなくなりました。
節目の年なので30代を簡単に振り返ってみたいと思います。
■私の30代
私の30代は、2人の子供に恵まれ家庭環境が大きく変わりました。
また仕事の方は、いろいろと自分でできるようになり、会社からも評価されるようになると、
「自分にはもっと何か他にもできることがあるのでは?」
と自分の可能性を求めて「もっともっと」と悩むようになりました。
かつて一緒に仕事をしたことがある年配の人が言っていたことがあります。
「俺ねー、30ぐらいでいろいろと出来るようになってね、転職したんだよね。それから人生くるちゃってさー。30ぐらいは天狗になるから気をつけたほうがいいよ」
と。
今思い返せば、私自身天狗にはなってなかったけど、同じように自分の可能性を求めすぎてもがいていたような気がします。
そして35ぐらいの時には、いろいろと悩みすぎて生きていくのもしんどくなってしまうぐらいになってました。
〇〇しなければならないという思考が強いため、努力しなければ、人の役に立たなければ、、、などの思考に支配され、本当の自分の気持ちというのが分からなくなってしまい、「なんだか人生つまんねーなー」的な状況にまでなってました。
■転機
そんなガチガチの思考に凝り固まっていた私にも転機が訪れます。
悩みに支配されていた時はとにかくいろんな本を読んでは、いろんな方法を試していました。
そして何で読んだかは忘れましたが「帝王学」というキーワードを知りました。
手当たり次第手を出していたので、当然ながら「帝王学」にも手を出そうとGoogleで調べると、トップの方に「世界一ゆる〜い幸せの帝王学」というなんとも気の抜けたタイトルのサイトに出会いました。
さらに調べると運営者の本田晃一さんは本をたくさん出していて、読んでみるとすごく面白く、人生についての考え方をいろいろと学ぶことができました。
本田晃一さんが言っていることは「とにかく肩の力を抜いて難しく考えず、自分のやりたいようにやっちゃいな」ということです。
それ以降徐々に昔の無邪気だった頃を思い出し、長かった苦悩のトンネルから抜け出すことができました。
孔子の言葉に
子曰く、十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。
という言葉があります。
四十にして惑わず。ということは三十では惑っていたのではないか。
と、ふと思いました。
なので誰でも30代っていうのはいろいろと迷うんじゃないかなぁ。
と思ったり。
■40になって感じること
最近になって思うことは
「何をしなければならないとか、そんなものはなくて、ただ大切なことは日々を楽しむ」ということです。
今は平日は仕事で、休日は子育てと自分のことなんてどっかに行ってしまっている感がありますが、「もっと自分を喜ばせることに一生懸命になる」ということが大切だと思います。
私にとってこれまで楽しかったことは、素潜りでモリで魚をとったり
絶景を見に行ったり
いろいろと楽しいことは沢山ありました。
少しずつでも時間を作って、楽しいことを日々の生活に入れていきたいと思います。
「自分が楽しいことをするって重要だよね」というような話を嫁さんにいうと、
「え、そんなの当たり前じゃん」と返ってきました。
確かに当たり前の話だと思います。
でもそれが分からなくなるほど、思考をこねくり回していたのが私の30代でした。
ちなみに、私は2人の子供の親ですが、親の私が子供たちに求めることは、
地位や名声や何かを成し遂げることや良い学校に通うことではなく、ニコニコと楽しそうにしてくれることです。
そして、あるお偉い方が言いました。
「自分の親の親の親の親の親の親の・・・親の親の・・・親の親が神様だとすると、神様は子供の私たちに何を望むでしょうか?」
40代は肩の力を抜いて、ニコニコと楽しく歳を重ねていきたいと思います。
じゃ。
私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用