まった〜り資産運用日記

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企業型DCに8年間投資した結果。投資は人生100年時代には必須のスキル

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前回に引き続き企業型DC(確定拠出年金)について書きたいと思います。

今回の記事は2013年から8年間運用した成績とうちの会社の他の人の運用成績を眺めていて、

 

「投資は人生100年時代には必須のスキルだよなぁ」

 

と感じた件について書きたいと思います。

企業型DCに8年間投資した結果

私が企業型DCに投資を開始したのは2013年からです。

もうかれこれ8年が経ちました。

先日の記事(iDeCoの配分変更とスイッチングをしてみて感じる税金がかからない嬉しさ)にも書いたように企業型DCには、どこかの本で読んだバランス型と呼ばれるポートフォリオにしたっきり、昨年まで放置していました。

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昨年までおおむね上図のポートフォリオで戦い、その後配分変更したものの、投資の結果としては上記のポートフォリオの影響を多分に受けております。

 

そして8年間運用した結果が次の通りです。

2021年9月時点の結果です。

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債券を40%も含んでいる割には、運用利回りが平均で7.57%となかなか奮闘しています。

 

そしてこれまでの積立額・評価額・利益率の推移はこんな感じでした。

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そのままだとちょっと見づらかったので、赤文字で注釈を書きました。

運用利回りは、投資した初期は大きくブレブレしていましたが、投資期間が3年をすぎた頃から3%〜8%ぐらいに収束していっているのが分かります。

 

昨年に配分変更するまでは企業型DCのHPにログインをしたことすら無かったので、企業型DCの成績を気にすることはありませんでした。

 

それぐらいほったらかしていても、7%以上の成績。

であれば十分です。

 

これぐらい投資のことを気にしない方が、利益に繋がる気がしますね。

投資は人生100年時代の必須スキル

この企業型DCのHPでは、他の人と比較して自分がどれぐらいの利益率にいるのかを見ることができます。

 

その結果がこちらです。

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赤いところが自分がいる位置です。

この結果を見ると私は上位から4番目のグループに入っているのが分かりました。

 

一番右側の利益率10%以上の割合が突出していますが、この層はおそらくここ1〜2年ぐらいで投資を始めた人たちの成績です。

私の成績の推移を見ても投資を開始して1〜2年ぐらいの頃は同じく10%以上の成績だった時期があったので。

 

また利益率2%以下の人たちを合計すると約4割もいるのはちょっと驚きでした。

たしかうちの会社が企業型DCを始める前は会社が年金を運用しており、大体2%程度の利率だったと言っていました。

 

ということは利益率2%以下の人たちは、旧制度の方が良かったということです。

このグループの人たちはおそらく投資に興味がなく、元本確保型か債券を選んでいるだけだと思います。

 

でもこれが投資に対する世の中の実態を良く表しているような気がしますね。

 

日本の企業の給料が微増か横ばいの中、人生100年時代を生きていくためには、これまで以上長く働くか、給与収入以外で稼ぐ以外にありません

 

その選択肢の一つが投資であり、もはや人生100年時代には投資が必須のスキルとも言えるかと思ってます。

 

投資のスキルといっても、語学や何か資格を取ったりするほど大変なものではなく、重要なのは

  1. 投資の威力(複利の力)を知ること
  2. 全世界株式・先進国株式・米国株式いずれかのインデックスを選ぶこと
  3. 投資を継続すること

の3点だけをおさえて、ただ初めに積立投資の設定をしてしまえば良いだけです。

あとはほったらかし。

 

例えば新入社員の時から企業型DCを始め、毎月2.5万円を35年間積み立てるとして、元本確保型(利率0%)と利率7%のポートフォリオだと4000万円近くも差が出てきます。

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自分でグラフを描いてて改めて思いますが、複利の力ってすごいですね。

毎月2.5万円が5,000万円て。

 

まぁ平均年利7%というのは高めではあるものの、いずれにしても投資をするかしないかで大きな違いが出てくるというのは事実です。

 

これだけ資産が積み上がれば100年生きても安泰ですね。

まとめ

先にも書きましたが企業型DCの制度が始まる前に会社が運用していた際の利率は2%程度でした。

会社側としては全従業員の年金を運用するためリスクが取れないのでそれぐらいの利率になるのでしょう。

企業型DCに変わったことで、余程のことがない限り2%は超えられそうなので、新制度に変わって良かったと思います。

 

ちなみに私の会社の若手社員は事務所の中で、S&P500とか積立Nisaの話とか普通にしていて、若いのにすごいなぁと感心してしまいます。

私が若かった頃は、投資をしている人はごく少数で、実際「投資をしている」と言うと変な目で見られていたのに。

 

もう今の若者たちにとって投資は当たり前のスキルになっているのかもしれませんね。

ちなみに私の息子は来年で小学4年生になりますが、4年生になったら投資をさせてみようかと考えています。

 

人生100年時代ではこれまでのように投資をする人が特別というわけではなく、誰もが自転車に乗れるように、気楽に投資をすることができる世の中になればいいですね。

 

じゃ。

 

私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用

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