2021年も年末に近づき、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
米国株・高配当株・ハイテク株の結果
今年の初めはコロナウィルスのワクチンが出来たばかりで、まだまだコロナの影響が大きく、株価は今後どうなるんだろうと疑心暗鬼の中のスタートでした。
その後株価はどうなったのか?
私がメインで投資している米国株全体、米国の高配当株、米国ハイテク株のチャートを見ながら今年1年の相場を振り返ります。
米国株全体の値動き
米国株全体というのはS&P500や、私がメインで投資しているVTIのことです。
これらの値動きは米国株の市場全体の値動きなので、今年1年の株式投資のベンチマークになります。
年初からのVTIのチャートを掲載します。
ご覧のように9月に大きく下落する局面があったものの、概ね右肩上がりの相場となり、最終的には+22.1%という好成績でした。
今は世界中の相場が各国が実施しているバラマキ政策によって支えられているので、利上げの議論が出るたびに乱高下を繰り返しています。
まぁそんな中でもこの成績であれば十分ですね。
この結果を見ると「結局コロナで優遇されているのは投資家」だと批判されるのも分かる気がしますね。
高配当株の値動き
続いては高配当株の値動きです。
高配当株はVYMのチャートを用います。
これまた+22.7%と立派な成績です。
2020年はハイテク関係が大きく値上がりし、不景気に強いはずの高配当株はおいてけぼりになっていました。
ところが2021年になり原油価格の上昇や、商品高の影響を受けて出遅れていた高配当株は見直され、力強く上昇しました。
先程のVTIと比べても高配当株の方が若干いい成績でした。
ここ数年では珍しい現象ですね。
今までGAFAMを中心とするハイテク株にやられてましたからね。
ハイテク株の値動き
続いてハイテク株はQQQのチャートを用います。
ハイテク株は2020年に大きく上昇したこともあって2021年に入ってからは、微妙な成績が続いていました。
4月には前年の成績を下回り、6月ぐらいまでちょぼちょぼの成績です。
しかしその後6月のハイテク株好決算の影響を受けてからは大きく上昇し、結果的にはVTIの成績を追い越しました。
個人的にはQQQはまだまだ伸びていくと思っていますので、低迷する時期があろうと関係なく追加投資を継続していきます。
続いて先程の3つのチャートを並べて比べてみます。
VTI(緑)VYM(青)QQQ(黄)です。
左の赤枠で囲った部分が先程も書いたように「高配当>ハイテク」となっている期間です。
その後はハイテクの持ち直しにより、結局は「ハイテク株>高配当株>市場全体」というふうに落ち着いています。
ハイテク株が年末にかけて鼻先分だけ飛び出した格好ですね。
2021年の投資結果
私自身の投資は現在
- 市場全体69%
- ハイテク21%
- 高配当株10%
ぐらいの比率で投資をしています。
今年1年は先にも書いたように+20%ぐらい相場が上昇したので、私自身の投資利益は600万円程度上昇しました。
よって、今年1年だけを見れば
「投資収益>家計支出」
となり、これはまさしくFIREではないか!!!
と思った次第です。
まぁ、たまたま相場環境が良くて、こうなっただけのことではありますが、1年でも「投資収益>家計支出」を達成できたのは個人的には大きな一歩だと思っています。
なぜなら今後投資額が大きくなるにつれてもっと「投資収益>家計支出」となる可能性が大きくなってくるからです。
まとめ
今年1年の投資を振り返りました。
やったのは積立投資だけなので、投資に割いた時間はほとんどなかったのに十分な利益が得られました。
これまでFX、個別株、商品、REIT、原油、ビットコインなどなどいろんなものに投資をしていましたが、今年は本当に積立投資以外には手を出しませんでした。
(途中ビットコインやテスラ株の誘惑に何度かやられそうになりましたが)。
今年は積立投資しかしなかったという意味では、投資とのいい距離感が出来て来たような気がします。
投資金額が大きくなってきたので、利益率をそこまで追い求める必要がなくなったのかもしれませんね。
来年も投資との適度な距離を保ちつつ、ほったらかし戦略で行きます。
じゃ。
私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用