2022年になりました。
正月なので今年の抱負を立てている方も多いのではないでしょうか?
私自身は昨年読んだ、喜多川泰著【賢者の書】という本から今年の抱負を思いつきました。
この本のジャンルとしては、昔私が好んで読んでいた自己啓発本です。
Kindleで本を探していたところ、AmazonのAIによって【賢者の書】がすすめられ、「もうこれ系の本は読まなくてもいいかなぁ」と思いながらも、プライム会員なら無料に惹かれ、読むことになりました。
これが結構いい本だったので、簡単なレビューと今年の抱負を絡めて書いてみたいと思います。
あらすじとか
【賢者の書】のあらすじは、
『中学生ぐらいの少年が、世界中にいる8人の賢者を探して、人生の目的を得ようとするものです。』
1行にまとまってしまいました。。。
我ながら世界一苦手なものが、読書感想文だということを思い出させてくれました。
8人の賢者様はとてもいいことを言ってくれるな中で、私個人的には第一の賢者が言った以下のフレーズが刺さりました。
本書から引用します。
行動の結果として我々が手に入れるものは、成功でもなければ、失敗でもない。我々が手にするものは、一枚の絵を完成させるために必要不可欠な、パズルのひとピースに過ぎない。であるから、行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには、何の意味もない。大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、そして、行動の結果返ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えることだ。
これはもう何が起きようと「うけたもー」と引き受ける山伏の精神だなと思いました。
努力によってがむしゃらに何かを得ようともがいていた30代の私自身に読ませてあげたい内容です。
今年の抱負
個人的なことですが、昨年末に社外コンペがあり、「絶対に失敗できないプレゼンだからな」と言われてプレゼンターとして選ばれたのが私でした。
私はプレゼンが大の苦手。
でもちょうど【賢者の書】を読んだ後の出来事で、「これってただのパズルのピースじゃね?うけたもーの精神で乗り切るしかないな」と思い、この一大プロジェクトに臨むことになりました。
【賢者の書】によるとその結果の良し悪しは関係なく、行動を起こすことによって人生を形作るパズルのピースを集めていくことが大切だということ。
そう思うと「失敗してもいーや。どうせ会社が選んだんだし。ただのパズルのピースだな。」と思うことができ、肩の力がスーッと抜けて行きました。
そしてプレゼンに向けての1回目の会議の後、
上司「明日の役員説明、やるか?」
→いや、まだ内容理解してないし。うけたもー!
役員説明の後、
上司「次の常務説明もよろしくな」
→なんとなくは分かってたけどプロマネあんたでしょ。うけたもー!
こんな感じでプレゼンに向けて「うけたもー」の精神で順番に乗り切って行きました。
そして本番のプレゼン。
これは自分がやることが分かっていたので、覚悟はできていました。
ただのパズルのピースとは言え、やはり成功させたいとは思うので一生懸命に練習をしました。
その結果、プレゼンを終わってみると結構高評価をもらえました。
こういうプレッシャーがかかる場面では、これまでは「失敗したらどうしよう」とか必要以上に悩みプレッシャーに押しつぶされそうになることもありましたが、失敗も成功もOKと考えると、少しプレッシャーが和らぐような気がします。
なので今年1年の抱負としては、
「うけたもー」の精神で、いろんなパズルのピースを揃えていこうと思います。
じゃ。
私が資産運用についてまとめたHP→くわにゃんの長期資産運用