まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

年初からの暴落により利益ぶっ飛び中!今後の戦略を考える。

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カーボンニュートラルについての記事を書いているうちに気がつくと相場が暴落していました。

チャートを見た感じ年末の最高値から10%は下がってそうなので、おそらく車1台分ぐらいは利益が吹き飛んでいるものと思われます。

証券口座は見ていないので正確には分かりませんが、おそらく数百万円単位で利益が消えているでしょう😂

 

さてこんな時どうするか、今後の戦略を考えてみたいと思います。

年末最高値からの下落率を確認

昨年は相場が好調で私自身の投資成績も上々でした。

さらに年末には私が投資しているアメリカ株に連動するVTIをはじめ、多くの銘柄で最高値を更新していました。

 

しかし今年に入ってから一点、オミクロン株やインフレ、利上げなどなどいろんな問題がクローズアップされ各指標とも暴落の一途をたどっています。

 

各指標でどれぐらい下がったのか下落率を見てみましょう。

確認するのは私が投資している代表格のVTI(アメリカ株全体)、VYM(高配当株)、QQQ(高成長株)です。

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表示期間はここ1ヶ月なので、ちょうど年末の最高値から現在までの相場です。

右側の赤丸で囲った部分が暴落率です。

まとめると以下のような感じ。

銘柄 下落率
VTI(全体) -10.10%
VYM(高配当) -1.80%
QQQ(高成長) -14.60%

高配当株のVYMが超優秀です。

この暴落相場で微風程度の下落率となっています。

高配当株投資メインの方にとっては「そよ風」が吹いている程度でしょうか。

ここに来てコロナショックの際に一番下落率が大きかったという汚名を挽回しています。

 

下落率トップはQQQ。

GAFAMを中心にここ数年の株高を引っ張ってきた反動が出たのでしょう。

 

現状の相場を認識するために賢者の知恵を借りてみます。

ハワード・マークスさんの著書「投資で一番大切な20の教え」によると投資のリスクとリターンについて興味深いグラフがあります。

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大体上記のような感じで、通常リスクが大きくなると直線的にリターンが増えると勘違いするが、実際はリターンの分布は平均リターンの周りに正規分布するという記載がありました。

 

昨年までの相場は株式の平均リターン(4〜7%程度)に対して明らかに高リターン(10〜15%)となっていたので、上記の図の赤丸の箇所にいたはずです。

そのためネット上の情報でも「今アメリカ株に投資すれば誰でも儲かる」的な風潮が数年間続いている状況でした。

実際私自身の積立投資の結果も絶好調でした。

 

今はその流れにストップがかかり、相場が逆回転しそうな危うい状況です。

もしかすると上記の図の正規分布の一番下に行くこともあるかもしれません。

暴落相場での戦略は2つ

まぁいずれにしても暴落が始まった感があります。

こんな時に顔を出すのが我々ホモ・サピエンスの本能です。

基本的にはサバンナにいた1万年程前と我々の脳の構造は変わらないため、恐怖を感じた時に本能的に出てくる行動としては、闘争か逃走です。

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彼女と彼は例外か?

特に生き延びる上では逃げるが勝ちであったため、逃走本能を備えた優秀なホモ・サピエンスが多く生き延びて現在我々のDNAにも色濃くコピーされています。

 

特に今回の暴落のように突発的は現象が起きた際に湧き上がる感情としては、闘争ではなく逃走。

つまり損失or利益を確定して相場のことなんて忘れてしまいたいと思うのが本音でしょう。

 

でもちょっと冷静になってみましょう。

基本的にはJM土器を作っていた時と脳の構造は変わらないとしても、多少の理性は発達しているはずです(きっと)。

 

そこで縄文時代ホモ・サピエンスとの違いを証明するために私が取ろうとする戦略は次の2つです。

  1. 何もせずに積立投資を継続する
  2. 暴落に合わせて追加で投資する

1.何もせずに積立投資を継続する

一つ目の戦略は「何もせずに積立投資を継続する」です。

つまりは傍観。

私の中ではこれが最上級の戦略です。

なぜならば、以下のような実体験があるからです。

kuwanyan.com

何もしない戦略のいいところは、相場に合わせてアレコレ考える必要がないため、ストレスが全くないことです。

投資をしていることすら忘れさせてくれます。

積立設定だけしておけば、自動的に積立投資をしてくれます。

逃走本能が出てくるスキもありません。

そして上記記事に書いたようにリターンは上々。

私個人的にはサラリーマンが取りうる100点満点の投資戦略です。

2.暴落に合わせて追加で投資する

続いては「暴落に合わせて追加で投資する」戦略です。

こちらの戦略は少々痛み(ストレス)が伴いますので、暴落時に実行できれば出来ればラッキー程度の戦略です。

本能的には闘争の部類でしょうか。

www.kuwanyanblog.com

個人的にまだ投資準備資金が余っているため、暴落したら上記記事のように追加で投資を行なっていきます。

上記戦略によると20%の下落が追加投資開始のトリガーなので、まだまだ傍観です。

20%下落したら少しずつ打診買いを始めようと思ってます。

まとめ

相場が暴落しはじめたので、今後の戦略を整理しておきました。

吹き飛んだ利益は今の所全く気になりません。

そもそも30%程度の利益なので、全部なくなる可能性も視野に入れています。

マイナスになると流石に精神的にキツくなると思いますが、まぁいずれ上昇すると信じています。

 

相場が下落し改めて思うのは、相場が落ち着いていて冷静なうちに戦略を立てることの重要性です。

今回の場合はでは下落率を計算すると10%程度なので、まだまだ打診買いを始めるレベルにも達していないのが分かり、平静を保つことができました。

 

逃走するにはまだ早いです。

JM土器を作っていた時との違いを見せてやりましょう。

 

じゃ。

 

資産運用についてHP風にまとめてます→くわにゃんの長期資産運用

kuwanyan.com