まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

不安定な相場で、配当金のありがたみを改めて実感する

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おはようございます。

最近は不安定な相場が続いていますね。

コロナショックを機に各国は景気を回復させるために、資金ジャブジャブ政策をとっていたため、巷ではインフレが進んできています。

 

インフレ抑制のために中央銀行は利上げを行おうとしており、その影響を受けて株価も不安定になって来ています。

以下S&P500の年初からの値動き。

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いつもなら中央銀行が利下げや市場に大量の資金を投入してなんとか景気を回復させようとするのですが、今後下落した際はすでにインフレが問題となっているため、いつもの作戦が使えません。

となると、久しぶりに大きめの下落となる可能性があり、身構えている最中です。

 

さて、

話がそれましたが、そんな不安定な相場の中、今回の記事では配当金(分配金)の役割について書きたいと思います。

昨年もらった配当金

私個人の投資では、つみたてNisaと一部の個別株以外はすべて海外のETFに投資しています。

投資信託であれば配当金をもらわずに再投資することが選択できますが、ETFの場合はそれができません。

 

よって配当金を貰う度に税金を払いながら、配当金を強制的に頂いています。

これまでの配当金の累計です↓

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累計では50万円を突破し、徐々にではありますが直線から指数関数的な勾配になりつつあります。

投資金額が大きいのはVTIなので、VTIからもらっている配当金の割合が一番多いです。

 

続いて一年間でもらった配当金をまとめると以下のようになっていました(ドルを円に換算して表示)。

分配金
2018年 4,895円
2019年 29,210円
2020年 157,847円
2021年 305,126円

積立投資を開始した当初の2018年は微々たるものでしたが、昨年は年間30万円、ひと月に換算すると2.5万円/月と、無視できない金額になっていました。

 

続いて、私の場合は先に書いたように投資先のほとんどが個別株ではなくETFなため、3ヶ月ごとに配当金をもらえることが多いです。

よって3ヶ月ごとにもらった配当金を集計し、その推移を比較してみます。

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こっちのグラフをみると一目瞭然で、前の年と比べて配当金が増えていっているのが分かります。

 

このまま行くと今年は年間で50万円ぐらいの配当金がもらえそうな勢いがあります。

投資における配当金の役割

さて、配当金を受け取ることは、税金が取られるという負の側面があり、理論上は配当金を受け取らない方が資産は大きくなりますETFでそれができるならそうしたいのが本音)

 

が、

 

やっぱり配当金がもらえると嬉しい♪♪♪

 

 

だって人間だもの。

 

というわけで、配当金をもらうメリットを以下の2点から考えてみます。

  1. 不安定な相場では配当金が心の支えになる
  2. 投資家としての恩恵をリアルに感じられる

1.不安定な相場では配当金が心の支えになる

冒頭に書いたように不安定な相場が続いています。

いつなんどきコロナショックのような暴落が起きてもおかしくありません↓

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コロナショック時※ロイターより引用

さて、そんな不安感マックスな状態に陥った際に、寄り添ってくれるのは配当金だけです。

 

時を2020年3月の暴落時に戻してみましょう。

  • 私「すごいね1日で10%も下がるんだ。ここ数日で100万円以上飛んだじゃん。ここで買いに行くのって実際きついなぁ。」
  • 配当金「配当金1万8千円入れときますね。役に立ててください♪」
  • 私「1万8千円、ショボ」

例えに使った時期が悪いですね、正直に再現し過ぎました。

 

でも今は当時と違い1回に10万円以上配当金がもらえるようになりました。

これなら、たった一人で暴落相場に立ち向かう不安で孤独な投資家にも寄り添ってくれるはずです。

2.投資家としての恩恵をリアルに感じられる

2つ目は配当金を受け取ることで投資家としての恩恵をリアルに感じられるという点です。

 

サラリーマンであれば、お金がもらえるのは給料ぐらいです。

不動産投資やブログ・YouTubeなどをしていれば給料以外にお金が入ってくることもあるでしょうが、給料以外にお金がもらえるというのは不思議な感覚です。

 

この不思議な感覚は、まさに資本家というものなのでしょうか。

資本家をWikiで調べてみましょう。

企業体に資本を提供し、最高意思決定能力を持ち、出資した範囲ですべての責任を負う人、そして、最終的に残った利益の配分にあずかる人

らしいです。

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配当金を受け取らなくても投資資産が増加するので、資本家には変わりないのでしょうが、そこは直接現金で入金される配当金を受け取ることで、よりリアルに資本家になったことが実感できます。

 

また投資をしていると含み益は増えていても利益を確定するのは20年〜30年以上も先のことなので、その含み益は利益を確定するまで幻です。

 

一方、配当金はリアル。

配当金再投資によってすぐに幻になっている気もしますが。。

 

まぁいずれにしても徐々にかつ確実に増えていく配当金を見ていると、

「だんだん豊かになってきたなぁ」

というのを感じるようになってきました。

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まとめ

配当金についてまとめてみました。

配当金を大きくすることが私の投資の目的ではないので、あくまで副産物的なものですが、配当金はもらえると嬉しいですね。

 

含み益の変動を見ていると本当に幻に過ぎないなというのが本音で、リアルに入ってくる配当金が増えていくのは嬉しいものです。

これが株価が下落しても売らずに持ち続けようというモチベーションにもなっているのも事実。

 

さらに配当金がもっと大きくなってくるとゆくゆくは生活費に使うようになるかとも思ってます。

なので、まだまだ配当金が増えていくのを楽しみに投資を続けていきます。

 

じゃ。

 

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