息子が小学4年生になり、投資を始めることになりました。
私が子供時代には投資のことなんて、全く聞いたこともありませんでした。
今は高校生になると投資教育なんかがあるようです。
これからは日本でも投資というものがもっと身近になってくるんでしょうね。
我が家では一足先に投資教育の一環として、実際に投資を始めていきます。
未成年口座を開設
投資を始めるにはまず証券口座を開設する必要があります。
楽天証券にしようかSBI証券にしようか迷いましたが、ネットだけで開設処理が完結する楽天証券で口座を開設することにしました。
口座も一般的な口座ではなく未成年口座というもので、ざっくり以下のような特徴があります。
- 15歳までは親が取引を行う
- 15歳以上は子も取引ができる
- 18歳になると子の財産になる
こんな感じです。
特に「3. 18歳になると子の財産になる」は、18歳になった時点で成年口座へと移管し、親はログインができなくなるようです。
親元を巣立つ子を見るようで、想像するだけでちょっと寂しい気持ちがしますね。
あと9年後の話で、そんなに遠くない未来のような気がします。。
投資で投資教育
未成年口座の開設が完了したので、これから毎月1万円ずつ積立投資を行なっていきます。
投資銘柄は「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」にします。
全世界へ投資を行い、せっせとお金に働いてもらいましょう。
で、子供の時から投資をする目的は、家庭内での投資教育です。
生きていく上でお金は非常に大切なものです。
それを実際に投資を行なって肌身で感じながらお金との付き合い方を学んでほしいという親心からきています。
ただまだ小学4年生なので、まだまだ子供です。
難しい話をしても理解できないので、まずは実際に投資をしてみて、資産の変動を見ながら一緒に学ぶスタイルでいこうと思います。
今子供たちはiPadを小学校から支給されていますが、iPadを使うにしても初めに難しい説明書を見るわけでもなく、なんとなく使い始めて今では親も驚く速さで画面上に指を滑らせてiPadを使い倒せるようになっています。
スマホネイティブ恐るべし。
というわけで息子は投資に関しても投資ネイティブに育っていく予定です。
投資ネイティブがどう育つか私には分かりません。
ただなんとなく面白いことにはなりそうです。
父から息子へ2,637万円の贈り物
さて毎月1万円の積立投資、18歳になる頃には7%複利だと想定すると154万円になります。
これだけだと大したことはないですね。
一応18歳になって成人口座へと移管する時に、父から息子へのアドバイスとしては
「これまで投資した分は、とりあえずそのままにしといて」
と伝えるつもりです。
ではこの154万円を追加投資なしでそのまま投資継続(7%複利)した場合、以下のようになります。
60歳時点で2,637万円です。
これが父から息子への贈り物。
2000万円問題も難なくクリア。
恐るべし複利の力。
さて、投資ネイティブが何を感じるかは分かりませんが、複利の威力を感じて、
「これ追加で投資したらもっと凄いんじゃね?」
と、気づいてしまったら!?
というわけで、18歳時点の元手154万円に毎月2万円追加で投資することを考えてみましょう。
あらま、1億円の壁が見えてきました。
複利の力はすごいね。
70の法則(70÷年利=投資金額が2倍になる期間)で考えてみると年利7%の場合は、
- 10年で2倍(70/7=10年)
- 20年で4倍
- 30年で8倍
- 40年で16倍
となります。
18歳なら60歳になるまで40年以上あります。
複利の威力をMAXで感じられる投資ネイティブ。
羨ましい。
投資に興味を持つか持たないかは子供に任せますが、この選択肢が与えられるだけでも「いいなぁ」と思います。
私が子供に与える金額としては9年間で
- 12万円×9年=108万円
しかありませんが、この108万円は2,637万円の種であり、1億円の種になる可能性もあります。
というわけでこれからは投資ネイティブの成長を見守りながら、自分自身も息子からいろいろと学んでいこうと思います。
じゃ。
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