まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

Netflix、Facebookの株価急落に感じる個別株投資の怖さ

ネットフリックス株が急落しました。

理由は過去10年間で初めて会員数が減少に転じたためだそうです。

これによって、株価は1日で35%下落、時価総額は7兆円も吹っ飛んだようです。

www.nikkei.com

個人的にはNetflix株には投資していないので影響は受けていませんが、実は同じようなことが今年の2月にメタ(旧Facebook)株で起きています。

この時は1日で26%の下落、時価総額はなんと27兆円分も吹っ飛んだみたいです。

このぶっ飛び金額はアメリカの企業の1日の減少幅としては最大だったようです。

 

世界のトヨタ自動車時価総額全体が35兆円なので、27兆円というのはとてつもない金額であるのが分かります。

 

私が投資しているメインはETF投資信託ですが、一部GAFAM(GoogleAppleFacebookAmazonMicrosoft)と言われる個別株へと投資しています。

 

よってFacebook急落時にはそれなりの損失をくらいました。

NetflixFacebookなどの新興IT株は成長著しいグロース株と言われており、投資家は未来の成長に期待して投資するため、株価が高くなりがちです。

 

両者の急落は赤字になったとかが原因ではなく、Facebookは減益、Netflixは会員数の減少です。

グロース株がグロースしなくなるという成長への期待が消滅した結果が今回の下落につながりました。

 

 

今回の急落劇を見てわかるように、個別株の怖いところは急落具合が半端ないところです。

NetflixFacebookの下落は30%程度でしたが、時にはゼロになることもあります。

これはETF投資信託、為替なんかではあり得ないことです。

 

参考にグロース株メインのインデックスQQQ(緑)、Netflix(青)、Facebook(黄)のチャートを重ねてみてみます。

インデックスであるQQQはNetflixFacebookの急落の影響をほとんど受けていないのが分かります。

 

インデックス強し。

 

じゃあ、なぜリスクを取ってまで個別株に投資するのか?

 

それはロマンがあるからです。

例えばNetflixに10年前に投資していた場合、以下のようになりました。

2012年に10ドルだった株価は2021年末には660ドルへ急成長しました。

株価は10年で約66倍、10年前に100万円投資していたら今や6600万円にも投資金額は膨れ上がりました。

 

ロマンですね。

自分だけのポートフォリオ、株価が10倍以上の値上がり。

このロマンは投資信託では得られないものです。

 

とはいえ、先に書いたようにリスクもあります。

ロマンを取るか安定を取るかは個人の価値観によるところがあります。

 

でも、せっかく投資するならちょっぴりロマンをポートフォリオに入れてみるのも良いかもしれませんね。

 

じゃ。

 

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