先日、突然嫁さんから【欲求の4タイプで分かるあなたと他人 人生の法則】という本が面白いから読んでみてと言われました。
嫁さんは小説などをよく読んでいるのは知っていましたが、まさかこの手の本を勧められるとは思っていませんでした。
なかなかないことで、せっかくの機会なので読んでみることにしました。
結果、めちゃくちゃ面白かったです。
内容としては、欲求について人間は大きく4つのタイプに分けることができ、そのタイプごとに傾向を小説形式で分かりやすく教えてくれると言うもの。
同じ事象に対して4つのタイプの人がどう感じるのかを小説形式で説明してくれるので、
「こんなにもタイプによって受け取り方が違うんだ」
と、タイプの違いがあるというのがとても分かりやすかった。
簡単なテストが最初にあり、その結果により自分がどのタイプなのかを先に教えてくれます。
ちなみにこの本は大阪芸術大学で行われている大人気の講義内容を書籍化したもので、250人入る講堂が満員になるほどだそうです。
本書で紹介する4つのタイプとそれぞれのタイプの簡単な特徴をまとめると以下のようになります。
- 司令型・・・リーダー、指導者タイプ。頑張り屋、常識人、しっかりもの。社会的地位や序列を気にする。向上心があふれる努力家。数値目標をもとに行動レベルに落とし込む。
- 理想型・・・お金や権力に惑わされない職人や芸術家タイプ。理想を追い求め結果よりプロセスを重視。確固たる理想像に近づくことが喜び。正義感が強く頑固なこだわり派。
- 注目型・・・誰からも好かれたい芸能人やアイドルタイプ。情熱、熱意が大事。他人から注目されたい、頼られたいという欲求が強い。ムードメーカー。
- 法則型・・・物事の仕組み・法則を見出すことに喜びを感じる学者タイプ。常に一歩引いている。自分の本当にやりたいことはない。
さて私のタイプですが、司令型でした。
努力好きで、数値目標をもとに行動レベルに落とし込む。
まさに私です。
しかも読んでいると司令型は特に確固とした「これがしたい。」と言うような目的はないようで、人に指示を出すことに喜びを感じるらしいです。
これも当たってる。。
これまでなんとなく流されるままに大学を選び、仕事を選び、、、
と、特段「これがしたい!」という意志がなくやってきて、一時はそんな自分に悩んだこともありましたが、タイプ的にはこれで良いことが分かりました。
なんだかスッキリ。
司令型は、ある仕事のミッションを与えられたとすると、それに対するスケジュールを立て、チームに仕事を割り振り、目標達成にまっしぐらにチームを動かそうと指示を出しまくることに喜びを感じる。
それが私が属する司令型らしいです。
ドンピシャでした。
ちなみに仕事においては4つのタイプがバランス良く配置されていると、最強のチームになるようです。
理想型が確固たる目標をチームに与え、司令型がその目標を達成すべく具体的な目標数値、行動に落とし込んで仕事を割り振り、注目型がチーム全体のムードメーカーになりつつ仕事に熱量を吹き込み、法則型が適切な論理判断を下して物事を慎重に進めていく。
こんな感じで4つのタイプが特徴をうまく活かして、それぞれの欠点をうまく補填していければ、最強のチームが出来上がるそうです。
これがあるタイプだけに偏るとうまく行きそうにないのは想像できますね。
4つのタイプの図を再度掲載します。
自分と隣り合うタイプは自分も似たような傾向があるので大体理解できるようですが、対角線の人というのは全く理解できないようです。
そもそも理解できないなら、理解しようとしなくても良いんじゃね?
と考えると、結構楽になったりします。
また4つのタイプは単純なので、職場や家族を見ていると大体どのタイプか分かります(ちなみに子供でも親と同じタイプになるとは限らない)。
タイプごとの特徴を知っていると、考え方の傾向や扱い方が分かり、タイプによって対処の仕方を変えることができ、実生活にも応用しやすいテクニックになります。
結論としては、
- 自分の個性を活かして自分らしく生きることが一番世の中の役に立つ
- 職場では、自分の個性に合ったポジションの仕事を行う
- 子育てに関しては、個性をフルに伸ばせるようサポートする
という感じで受け止めました。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
じゃ。
資産運用についてHP風にまとめてます→くわにゃんの長期資産運用