まった〜り資産運用日記

資産運用で日々学んだことや気づいたことなどを発信します

投機と投資の違い。長期投資は社会への還元と考えると継続しやすい

投機と投資という言葉がありますが違いは分かりますか?

Googleで「投機と投資」で検索すると、一番初めに出てきた言葉の定義は以下の通りでした。

  • 投資;何らかのリスクを取って経済的な生産活動に資本を提供する行為
  • 投機;お互いの見通しのちがいに賭けるゼロサム・ゲーム的なリスクを取ること

もう少しわかりやすい表現だと、投機は機(タイミング)を見て売り買いを繰り返すという感じでしょうか。

 

投資は株式やインデックスへの積み立て投資などが該当し、投機はFXやオプション取引株式投資デイトレードなどの短期売買などです。

 

じゃあどっちがいいのか?

投資の第一の目的は「お金を儲けること」だと思うので、投資だろうが投機だろうがどっちでもいいと考えています。

 

でも投資をしていて「心地いい」と感じるのはハラハラどきどきの投機より、投資の方が良いかと思ってます。

 

昨今の下落相場において本来の投資の意味について再度考えてみます。

冒頭に書いたように、投資というのは「経済的な生産活動に資本を提供する行為」であるため、投資をすることによって間接的に自分の資本を提供し、会社の一部を所有していることになります。

保有するのは会社のごく一部ですが、拡大解釈するとオーナーってことになります。

 

会社のオーナーであれば気になるのは刻々と変わる自分の会社の株式価値よりも、売上や利益であったり、将来的な会社の発展などの方に関心があるはずです。

オーナー(長期投資家)であれば、短期的な株価に一喜一憂するというところに意味はないのが分かります。

株価が下落する中で長期投資家(オーナー)にできることは追加で資本を投下し、応援することぐらいでしょうか。

 

過去のデータを見ても経済が多少傾こうと世界全体で見れば経済のパイ(GDP)は右肩上がりに拡大し続けていくのが分かります。

世界の人口が増え続ける以上、この傾向は続くでしょう。

 

世界全体の富が将来にわたって拡大していくのであれば、今のこの株価が下落するタイミングでも迷うことなく自分の資本を株式市場に投下し続けるという行為は間違っていないと思います。

世界全体にまるっと投資してしまうインデックスであれば、なおさらです。

 

これらの理由から、私はお金を儲ける手段として投機ではなく投資の方を選んでいます。

 

また投資するお金があるというのは、生活費以上に余分なお金があるということで、とてもありがたいことです。

この余ったお金を自分だけのものとして貯金して置いておくというのも勿体無いので、私は社会への還元だと思って投資をしています。

 

投資で儲けて早期にリタイアしたいとか、何かを買いたいという気持ちも特に今の段階ではありません。

ただただ社会への還元だと思って、余った余剰資金はほとんど投資しています。

自分で稼いだお金が世の中の役に立つと思えば、気持ちよく投資ができます。

 

投資で利益が出るのを見ているのも当然嬉しいですが、株価が下落している際でも社会への還元、社会への寄付だと思えば気楽に投資を継続することができると思っています。

もちろん投資の第一目的が「お金を儲けること」である以上、最終的には利益になることを期待していますが。

 

というわけでこの下落局面でも引き続き投資家でありたいと思います。

 

じゃ。

 

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