先月6月は配当月であったため、私が投資している銘柄からも多くの配当金をいただきました。
資産は3ヶ月ごとにチェックしており、2022/4〜6にいただいた配当金(税引き後)は以下の通りでした。
銘柄 | 投資対象 | 配当金 |
VTI | 米国株 | $399.88 |
VEA | 先進国株 | $177.66 |
VWO | 新興国株 | $53.35 |
QQQ | ハイテク | $29.26 |
HDV | 高配当株 | $28.61 |
VYM | 高配当株 | $38.33 |
SPYD | 高配当株 | $47.36 |
VIG | 連続増配株 | $21.44 |
AGG | 債券 | $37.59 |
AAPL | 個別株 | $5.46 |
MSFT | 個別株 | $8.02 |
合計 | $846.96 |
合計で$846.96、1ドル134円換算とすると113,492円の配当金をいただきました。
配当金トップは投資金額が一番大きいVTIでした。
投資金額はまだ小さいもののハイテク株に多くの比率で投資するQQQも意外と配当金が多いのは驚きです。
何となくイメージとしてはハイテクなどの高成長企業よりは、コカコーラなどの成熟安定企業が多く配当を出すイメージがあります。
これまでいただいた配当金をグラフで表示すると以下のような感じです。
上記のグラフは円評価額をもとに記載していますが、円安の効果もあり2022/4〜6が過去最高となりました。
またこの結果をみると、毎月追加で積立投資をしていることもあってか前3ヶ月よりも着実に配当金が多くなっていっているのが分かります。
投資資産全体の評価額としては、相場環境に合わせて激しくアップダウンしますが、配当金だけは順調に右肩上がりに増えていっています。
1つ目の節目となる3ヶ月で10万円の配当金を突破したので、次は1ヶ月で10万円の配当金をもらうことが目標です。
長期投資の出口戦略が見えづらい中、配当金の金額アップを目標にするのはモチベーションの維持につながりやすいと思います。
個人的には何となく投資している銘柄を利確して現金を引き出すのは気が引けると思っていますが、配当金だったら使ってもいいかなと思ったりします。
とは言えまだまだ資産形成途中段階であるので、いただいた配当金は再投資に使っています。
今回購入したのは以下の銘柄です。
- VYMを2株
- SPYDを3株
- VIGを3株
昨今の下落相場では追加投資に戸惑いが生じてしまう中、いただいた配当金であればストレスフリーで投資ができるというのも配当金のいいところです。
さて続いては、翻って配当金の悪の側面を見てみましょう。
私がいただいた配当金は税引き後で約$846でした。
配当金への税金は米国様に20%、その後さらに日本様に10%支払う必要があります。
よって以下で支払った税金を計算してみます。
- $846=税引き前配当金×80%(米国)×90%(日本)
- ⇔税引き前配当金=$1,175
- 支払った税金=$1,175-$846=$329
支払った税金は$329、日本円にして47,000円ぐらいの税金を払っています。
配当金を出さなければこの税金分も企業として事業投資や企業価値向上にお金が使われ、株価上昇という形で投資家に還元されます。
はっきりいってしまえば投資評価額の上昇だけを考えると、配当金は無駄です。
とは言え私が投資しているETFという投資商品の性質上、配当金(分配金)を出さざるを得ないのでどうしようもないところです。
どうしようもないことをプラスに考えられるよう脳内変換するために、最近は「配当金による税金は世の中への寄付」ととらえて笑顔で受け止める戦略に変えました。
そうするとどうでしょう?
投資をすればするほど配当金は増え、世の中への寄付も増える。
瞬時にWin-Winの関係の成立です。
- もしかしたら私が払った税金は、世界の貧しい子供たちのために使われるかもしれません
- もしかしたら子供たちの教育に使われるかもしれません
- もしかしたら人々を救う医療のために使われるかもしれません
- もしかしたら・・・
「今回は投資をすることで、47,000円ものお金を世の中に寄付することができました。」
そう書くと、実際何だかリッチな気分になりますね。
これからも笑顔で寄付を続けていきます。
じゃ。
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