ネットで「お金に好かれる・・・」というタイトルで、
例えば
- 長財布を使う
- お金を丁寧に扱う
などというものを見かけることがあります。
その中には有用なものがあったり、怪しいものがあったり。
これまでいろいろな本を読んだり経験したりすることで、私なりに「お金に好かれる行動というもの」がなんとなく分かってきました。
今回はそんなお話です。
お金に好かれる行動
今回紹介するお金に好かれる行動は以下の3つです。
- お金を管理する
- キャッシュフローを意識する
- お金は喜んで使う
1.お金を管理する
トップバッターは「お金を管理する」というものです。
まずは「お金を管理できていない状態」を見てみましょう。
【お金を管理できていない状態】
- 収入より使っている金額の方が多い
- 毎月いくら使っているか分からない
- 資産の額を把握できていない
こんな感じでしょうか。
とにかく入ってくる金額と出ていく金額が把握できておらず、欲望のままお金を使い、いつまで経ってもお金が貯まらない状態です。
一方お金を管理できている状態を見てみます。
【お金が管理できている状態】
- 収入の範囲内で毎月やりくりできている
- 収入と支出を把握している
- 余剰資金を投資にまわしている
毎月の収支を管理し、収入に合わせて欲望を適切に管理するといった感じです。
これなら毎月余剰資金が生まれ、確実に資産は積み上がっていきます。
「お金は世の中からの授かりもの」という考え方があります。
一時的に授かっているものなので、適切に管理し余剰分をさらに世の中の発展のために投資する。
そうすると、さらにその人にはお金が集まってくる。
そんなイメージです。
2.キャッシュフローを意識する
続いてはキャッシュフローを意識するというものです。
ストック(貯金額)ではなくキャッシュフロー(お金の流れ)の方です。
イメージとしては、一生懸命頑張り鉄壁のガードで貯金を増やしていくというより、自分の家計を流れていくお金の流れを太くするというものです。
キャッシュフローを太くするには、
- 給与収入を増やす
- 副業収入を増やす
- 投資による収益を増やす
などが挙げられます。
先ほど書いたように「お金は世の中からの一時的な授かりもの」なので、お金を努力の結果積み上げ自分だけのものとして囲ってしまうのではなく、余剰資金は世の中のために笑顔で投資するのが良いかなと思います。
我が家の家計はある一定額を生活防衛資金として残した後は、全て投資に回しています。
すべてはキャッシュフローを太くするイメージで。
3.お金は喜んで使う
最後はお金の使い方です。
お金は人生を豊かにする道具なので、当然ながら貯金や投資ばっかりするのではなく、家族や自分のために使うことも重要です。
ただお金を使うとお金が減ってしまうので、どうしても「お金を使ってしまった・・・」というマイナスのイメージがつきものです。
そういったマイナスイメージを無くすために、
- 美味しいものを食べれたことに対する対価
- 心地良いサービスを受けられたことに対する対価
- 良い物を得られたことに対する対価
としてお金を使えると、どうでしょうか。
お金が何かマイナスのイメージから金ピカに光る道具として輝きはじめるような感じがします。
金ピカの道具を使って買うのであれば、安いものを買ってすぐに廃棄するのではなく、ちゃんとしたものを買って長く使おうという気にもなってきます。
SDGs的にもその方がいいのでしょう。
買うものをちゃんと考えて買い、買った後はメンテナンスをしながら長く使う。
そうするといつも良いものを使っているのに、結果的にお金も節約できる。
そんないいサイクルが生まれます。
まとめ
お金に好かれる3つの行動をまとめてみました。
これらの行動を続けると初めは複利の効果のように効果が感じられなくても、徐々にその効果が現れ、気がつけば大きな結果となって返ってくるような気がしています。
特に自分の中を流れていくキャッシュフローを太くするというのは、以下の記事に書いているように数値化できて分かりやすいです。
また、キャッシュフローを大きくするというのは、例えば仕事で得たノウハウも自分だけのものにするのではなく、他者と共有することでさらにその価値が大きくなる、というのにも共通する気がしますね。
じゃ。
資産運用についてHP風にまとめてます→くわにゃんの長期資産運用