お金持ちの条件とはなんでしょうか?
一度は考えたことがあるかと思います。
一つの指標として野村総研から以下のような純金融資産保有額の階層別というのが公表されています。
まとめるとこんな感じ。
資産規模 | 世帯数 | 割合 | |
超富裕層 | 5億円以上 | 8.7万世帯 | 0.2% |
富裕層 | 1億〜5億 | 124万世帯 | 2.3% |
準富裕層 | 0.5億〜1億 | 342万世帯 | 6.3% |
アッパーマス層 | 0.3億〜0.5億 | 712万世帯 | 13% |
マス層 | 0.3億未満 | 4216万世帯 | 78% |
上記のデータは純金融資産なのでローンがある場合はその分が金融資産から引かれます。
なので住宅ローンを組んでいる場合は、その分が差し引かれることになります。
それを考えると8割程度の人がマス層に分類されるというのも納得できます。
さて純金融資産1億円以上の富裕層、超富裕層であれば最強のお金持ちと言えるでしょうか?
お金持ちであることは間違いありませんが、このクラスの人たちでさえ収入以上に支出が多い場合は徐々にお金が無くなっていきます。
また例えば自分が1億円持っていたとしても、周囲に10億円や100億円持っているお金持ちがいて、そんな方達と比較してしまうと自分がお金持ちだとは思えないでしょう。
じゃあ、お金持ちってなんだ?
→結局は心の持ちようが大切で・・・
→いやいや結局はお金がないと・・・
と無限ループに入ってしまいます。
で、私なりに最強のお金持ちの条件を考えてみました。
その条件は以下の3つです。
- 他人と比較しない
- 自分が満足できるだけお金が使える
- 働かなくてもお金が増え続ける
順番に見ていきましょう。
最強のお金持ちの条件
1.他人と比較しない
まず初めは先ほども書いたように「他人と比較しない」というものです。
上には上がいるので他人と比較し続けるかぎり自分がお金持ちだと思うことはないでしょう。
もちろん人間なので誰だって見栄もあるし、見栄を張りたい時もあるでしょう。
良い時計をつけたいと思ったり、良い車に乗りたいと思ったり。
それらは人間の本能に近い部分でもあるので本能を満たしてあげることは大切です。
問題となるのは過度に見栄を張ろうとすることです。
そもそも自分が思っているほど、他人はあなたのことを気にしていません。
なので自分基準で物事を考えるように出来ることが大切だと思います。
2.自分が満足できるだけお金が使える
続いてのお金持ち条件は「好きなだけお金が使える」というものです。
これは際限なく好き勝手お金を使えるぐらいお金が必要というものではなく、自分基準で自分が満足出来るだけお金が使える状態になるというものです。
自分基準なので満足できるのであれば、そんなに多くのお金が必要じゃないという人もいるかと思います。
とは言え多くの人は、
- 良いものは食べたいし、
- 良いものを持ちたいし、
- 良いところに住みたい
と思うでしょう。
なのでこの条件を満たすにはそこそこの収入が必要になりますね。
いくら必要かは無理して生活の質を下げることなく「自分が満足できるだけ」です。
3.働かなくてもお金が増え続ける
最後は「働かなくてもお金が増え続ける」というもの。
私は60歳ぐらいまでは働き続けようと思ってます。
が、この先なんらかの理由で働くことができなくなる可能性があります。
そのため給料以外の収入を確保しておきたいという思いがあります。
働かなくてもお金が増えるには、投資をするか、事業を起こして他人に働いてもらうかという選択肢が思い浮かびます。
お金が増え続けるということは、
- 年間収益>年間支出
を達成する必要があります。
私は投資でこの状態になることを目指しています。
例えば2021年はこの状態を達成しました。
とは言え子ども2人はまだ小学生で、教育資金などお金がかかるのはこれからです。
まだまだ投資資産を積み上げ、常時
- 年間収益>年間支出
の状態を作り出すべく、長期で資産運用をしていきます。
まとめ
最強のお金持ちの条件として、
- 他人と比較しない
- 自分が満足できるだけお金が使える
- 働かなくてもお金が増え続ける
の3つを解説しました。
1と2についてはメンタル的なものと、自分の必要なものに必要な支出を振り分ける支出の最適化が早期にできるかがキモとなります。
3については、長期でコツコツと投資を行い複利の力によって達成できる可能性が格段に上がります。
これらによって、あなたは自分が満足できるものに自由にお金を使うことができ、さらに自由にお金を使った後でも投資の利益によって自動的に資産が増え続けるという最強のお金持ちになることができるでしょう。
目指すのは自由なので、ぜひ目指しましょう。
最強のお金持ちを。
じゃ。
資産運用についてHP風にまとめてます→くわにゃんの長期資産運用