円高の流れが止まりません。
主に米国株に投資している投資家としては円安による含み益の増加も嬉しいですが、積立投資をすることを考えると行き過ぎた円安は嫌なものです。
なので、どっちかと言えば円高方向が歓迎です。
ついこの前までは強烈に円安が進行し、一時は150円を越えるところまで行きました。
日銀は必死に為替介入をするものの「米国との金利差が縮小しない限り、為替介入の意味なし」と言われていました。
ところが流れが変わったのは、10/21に日銀が実施した最大規模の為替介入。
チャートで見ると白丸のところが為替介入したポイントで、その日をピークに下落を開始しているのが分かります。
ダラダラと下降をはじめた後にとどめとなったのが、上記チャートの白点線丸で書いた日に起きたインフレ指標によるショック。
ショックと言っても
- インフレ予想値;+7.9%
- インフレ発表値;+7.7%
と、予想値をわずかに下回っただけです。
依然として高いインフレ指標であるにも関わらず、予想値との0.2%の違いだけで、一気に円高の流れとなり、ピーク値151円から今日時点で17円も円高に振れています。
そして昨晩米国の雇用統計が市場予想を上回る増加となりました。
本来であれば、
となるはずです。
昨晩一時は円安方向に動いたものの、すぐに元の円高方向に戻っていました。
同じニュースであってもその時のチャートの状況によって市場の受け取り方が違うところが面白いところです。
ニュースによって右往左往することがいかに馬鹿馬鹿しいことか分かります。
で、自分の状況を整理しましょう。
以下の記事でドル売りヘッジを行ったと書いたのは記憶に新しいところです。
その時のポジションがこれ↓
今は134円なので、ざっくり
- 11円×70,000=770,000円
ぐらいの利益でしょうか。
実際のナウな口座状況を覗いてみましょう。
・
・・
・・・
平均約定価格もポジション数も変わってますね。
何があったのか?
正直に申し上げると、売りポジを持ってからやはりニュースが気になり、下心が生じ、右往左往した結果、
- 142円近辺まで上昇した時に、利益がなくなるのが嫌になり利確
- 再度下落し始めたのに乗り遅れまいと、ポジション持ち直し
という感じです。
約3年ぶりのFX参戦でしたが、思い出しました。
FXが苦手ということを。
ここ3年間まったりと積立投資だけに専念してきた結果、短期売買の欲望・恐怖とは無縁でしたが、久しぶりにこの感覚を思い出しました。
今FXの利益は含み益を合わせると50万円程度あるので、少なくとも今回の戦いはプラスで終わりたい。
長期戦に持っていけば利益になる確率が高いとは分かっているものの、なかなかできない。
人間だもの。
あー早くFXやめたい。
じゃ。
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