2022年は2021年末ピークからの大幅下落から始まり、投資家にとってなかなか厳しい1年でした。
また日本人にとっては急激な円安からの急激な円高へと変動し、為替の影響をもろに受けましたね。
私もそんなアップダウンを感じながらいろいろとポートフォリオをいじる1年でした。
というわけで2022年の投資を振り返ってみます。
2022年の相場環境と投資結果
2022年の米国高配当株(青)、米国株全体(赤)、米国ハイテク株(オレンジ)インデックスの円ベースの結果を確認してみます。
- 米国高配当株;+13.95%
- 米国株全体;-7.76%
- 米国ハイテク株(ナスダック100指数);−23.2%
という結果でした。
高配当株は上昇した一方で、GAFAMを中心とするハイテク株の下落が激しい1年でした。
さて私の投資結果はどうだったでしょうか。
私の2022年末のポートフォリオは以下のとおりでした。
上記グラフの棒グラフは積立金額、折れ線グラフは評価額です。
上記折れ線グラフを見ると全体の評価額としては2021年末と比べて微増でした。
これは、
- 追加投資額>2022年の評価損
であったためで、含み益部分を詳しく見ると25%程度利益が吹き飛んでいました。
2022年の投資行動
さて2022年はいくらか利益が吹き飛ぶ1年でしたが、積立投資家としては特になすすべが無いものの、大勢に影響のない範囲でちょこちょこポートフォリオの変更をやってました。
GAFAMを売却
2020年9月から思いつきで行ったGAFAM(Google、Apple、旧Facebook、Amazon、Microsoft)への投資でしたが、2022年10月ぐらいにちょうど含み益がゼロになったタイミングで全て売却しました。
利益になろうが損失になろうが掛け捨てと考えてずっと保有するつもりでしたが、下落していくストレスから解放されたく、キッパリと売却。
ドルによる利益はなかったものの、投資したのが2020年9月と1ドル105円ぐらいの時だったので、為替利益だけゲットしました。
FX再参入
いくらか記事に書きましたが、歴史的な円安による含み益をなんとかしたいという思いから、ドル売りを行いました。
今も円高が進んでいるため、順調に含み益が膨らんできています。
ただFXではこれまで何度も痛い目に会ってきたので、調子に乗らないように気をつけます。
ドル売りはマイナススワップが大きく、1ヶ月あたり3〜4万円程度の金利払いが生じています。
2023年中にはどこかのタイミングで利確したいところです。
確定拠出年金のスイッチング
地味なところですが確定拠出年金のスイッチングも行いました。
スイッチングというのは持っている投資信託を売却し、他の投資信託に変えることです。
確定拠出年金は売却しても利益に税金がかからないので、相場環境によってはメリットがあります。
私は先進国株に2013年ぐらいから投資していたので結構含み益がありましたが全部売却し、定期預金のような商品に変更しておきました。
2023年に株価が下落した場合、再度スイッチングを行い株式投信へと切り替えたいと思っています。
まとめ
2022年はちょこちょことポートフォリオをいじった1年でした。
と言っても積立投資の部分はいじってないので大勢には影響していません。
ハイテク株の比率が大きいナスダック100はここ数年ずっと上昇を続けていたので、ちょうど買いやすい水準になってきた印象です。
さて2022年の結果をもとに2023年の投資戦略を考えます。
じゃ。
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